RubiClock完成品、銅板オプション付き使用
神奈川のY様より
[装置構成]
RubiClockの10MHzを使うのは、Esoteric G-25Uへのマスタークロックとして10MHzを供給する場合です、以下参照。
(1)Rubidium:10MHz Master Clock(RubiClock ルビジウムユニットFE-5680A)→Clock Generator:Esoteric G-25U-
→CD Transport: Esoteric P-05. ―|
→DA converter :Esoteric D-03.
又、RubiClockの44.1kHz~192kHz出力を使う場合はEsoteric G-25Uは使用しません。
即ちRubiClockの出力を直接CD Transport: Esoteric P-05とDA converter
:Esoteric D-03へ同時入力します、以下参照。
(2)Rubidium:44.1/48~176.4/192KHz Master Clock(RubiClockルビジウムユニットFE-5680A)‐
→CD Transport: Esoteric P-05. ―|
→DA converter :Esoteric D-03.
<Master Clock>
Rubidium:10MHz Master Clock(ルビジウムユニットDATUM, EFRATOM)→Clock Generator:Esoteric G-25U-
→CD Transport: Esoteric P-05. ―|
→DA converter :Esoteric D-03.
CD Transport:
Esoteric P-05(IEEE1394)→DA converter:Esoteric D-03→Crossover:KRELL KBX(output 2way-290Hz)-
→(output Low)→Power amplifiers KRELL FPB250M→Speaker:AR 50T(TELEDYNE ACOUSTIC RESEARCH Connoisseur-50T,3way 3Speakers)-Woofer,
―|
→(output Mid & Hi)→Power amplifiers KRELL FPB200→Speaker:AR 50T-Midrange .
→Speaker:AR 50T-Tweeter.
[試聴方法]
RubiClockの10MHz出力をClock Generator:Esoteric G-25Uへ入力。
G-25Uの出力をCD Transport: Esoteric P-05とDA converter :Esoteric D-03へ入力して再生する。
尚G-25Uからの出力ワードクロックは3通りの周波数で試聴した(44.1、88.2、176.4KHz)。
[試聴CD]
EMI CLASSICS_MARTHA ARGERICH AND FRIENDS Mozart-Andante and varitions in G K501他
live from the Lugano festival 2008
DECCA_BEETHOVEN THE COMPLETE SYMPHONIES UCCD-9275/80 Symphonies No1 C major,op.21他
PIERRE MONTEUX
他CD
[試聴記]
RubiClockの10MHz出力を使用しての感想は、Yahoo!オークションで入手した
現在使用中の中古品のルビジウム発振器、EFRATOM製LPRO-101ユニットとの
比較になります。又今回はデモ機が無いとの事で、自宅試聴に当って新品を1台組み立てて
頂きました。由ってルビジウムを除きエージングは不十分である機器での試聴と考えます。
1:リズム感が良くなった、聞いて居て心地よい。
CDPとDACがRubiClockを介して寸分の狂いも無く同期演奏される感じ。
2:交響曲は破綻する事無く整然と且つダイナミックに再生される。
勿論、よい録音ソースを選定しなければいけません。
3:低域(ロウエンド)が明確になり且つ伸びが出てきた。
4:一音々が明確になり、協奏時の小さな音の楽器も芯の確りした音で再生される。
5:ボーカル、歌い手の肉声が生々しく恰も眼前に佇んで演奏して居るかの如し。
その他、今後RubiClockのエージングが進むに連れ余韻も増々きれいに変化すると思われます。使用中のルビジウム発振器に対して、好結果になったのはルビジウムユニットの違い、出川方式の電源、銅板10ミリ厚によるルビジウム発振器の振動抑制等と思います。
今回は私のパソコンにRS232Cシリアルポートが未搭載だった為、RubiClockからダイレクトに
CD TransportとDA converterへ接続しての再生ができなかった事が残念です。
[RS-232Cを接続して周波数変更した後のご感想]
44.1kHz系列再生では、CD Transport: Eesoteric P-05に88.2KHzで、DA converter :
Eesoteric D-03とは176KHzで接続して再生、その再生音はオーディオ歴40有余年の中で体験した事のないハイエンドの音を聞く事が出来ました。因みの現在使用中のDAC、Eesoteric D-03の前に使っていたdCSのELGAR Plusでも体験出来なかった音です。
以上宜しくお願いします。
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