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No.1078  新ヒューズ試聴:その1  2002/7/3 00:11
名前 Xinn  メール先 xinn@mx2.et.tiki.ne.jp
皆様、こんばんわ。Xinnです。

今回、新しいヒューズのモニターとして、元の物と比較試聴を行ってみました。
サブゼロ処理された物も頂いたのですが、こちらはまだ試してないので、
次回カキコさせて頂きます。

まず、私の機器構成は、
CDP:LHH700
DAC:DAC-2000(V1)
AMP:AMP-5512K
SP :FE108ES使用バックロードホーン+T90A
デジタルケーブル:銀線使用絹巻線自作ケーブル
ラインケーブル:AP-1
スピーカーケーブル:SP-1
電源ケーブルは、
CDP:ベルデン製スターカッド構造SPケーブル
DAC:バクーン製テフロン線によるアンデル線
AMP:LINN BLUE2本使用自作ケーブル

ヒューズは、DAC-2000のものを交換して、試聴を行いました。
以下、1)付属のヒューズ、2)新ヒューズとします。

まず、エリック=クラプトンのアンプラグドを聴いてみます。

ふむ・・・。

音の傾向としては、
1)高域が滑らか。やや細身。低音は少なめだが、しっかりと出ている。
 音場はスピーカーよりやや後ろに出る。
2)高域が力強い。ベースの低音などは「ゴリッ」とでる。
 音像は、ギターが前に出てきて、ボーカルが後ろに下がる。
情報量は、今の所、1)の方がわずかに勝るように感じます。
新ヒューズは、高域の力強さのせいか、音に勢いがあり、
エネルギー感に満ちているのですが、ちょっと音が硬い感じがします。

実は、新ヒューズの方は、そのままヒューズインレットに差し込んでも、
どういうわけか導通が出ないので、片側にアルミテープを巻きつけて、
インレットに押し込みました。これで何とか導通が出たのですが、
このアルミの癖が音に出ているのかもしれません。

次に、ドリームシアターのイメージズ&ワーズを聴いてみます。
・・・・あれ?
1)と比較して、2)は各楽器の分離が良くないですね・・・。
音が団子になってしまっています。
音場も平板。なんだ・・・?

これはおかしい。
くそー!こうなったら、アルミ箔を取ってみるか!
と、ヒューズに巻きつけたアルミ箔を取って、
いちかばちかインレットに入れてみると・・・。
あっさり導通が出ました。
い、今までの苦労は一体・・・。

気を取り直して、もう一度イメージズ&ワーズを聴いてみます。すると・・・。
おお。今度はいいですね。
ちゃんと各楽器が分離してる。
しかも、力強さはそのままに。
う〜ん。これは良いです。
というか、アルミ箔ダメ過ぎ。

では、アンプラグドももう一度聴いてみます。
むむ。今度は高域の鋭さが無いですね。
ちゃんと出ているのですが、全然うるさくない。
音の硬さがすっかり取れました。定位、音場感も良いです。
あからさまな力強さはないですが、
まるで目の前で鳴っているような実在感があります。
情報量も多く、ギターの響きがとても滑らかに聴き取れます。
これは、明らかに2)の勝ちですね。

ヒューズ一つで、こんなに音が変わるとは・・・。
正直言って、驚きです。

さて、次はサブゼロ処理のほうだ・・・・。

では
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