『試聴屋』掲示板


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No.1219  Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」についてSP  2003/9/8 03:04
名前 tkz  メール先 tkz@nara-i.net
 永井様 

 あれから快調に5511Kは稼動しています。ありがとうございました。

以下 自分なりに感じるのですが
現在の技術ではまだまだ新しい原理の(点音源の?)スピーカが実現してませんが

 これら電気回路のあらゆる歪などよりも 入力及び出力の空気振動の変換ひずみが桁外れに大きい が為自然の音が出せないのではないか?と感じます。

 このトランジュウ−サーが出来ないが為に仕方なくAmpの方でイコライジングしメーカの音色を色付けをし他との差別化をしている様に思われるのですが?
(この為AmpとSPの相性が出来 又ここにその個人の好みの音色もありその組み合わせが出来る事がAUDIOの楽しみとなつている様にも思います。)

 以前永井さんのおっしゃられていたAmp作りに試聴はしないで設計しているとあり
その時はなぜ と思いましたがその意味がようやくわかりました。
Ampで加工する必要はない 入力をそのまま出せば良いだけ。

 それを 今まで
タイムドメインのYoshii9を(5511Kで鳴らし)聴いていてその事がなんか分かつた様に感じるのです。

 昔のレコードがすこし驚きの演奏として聴く事が出来たりします。
これは多分入力マイクの振動板質量が小さが為加速度が大きいので過渡特性も高く
歪みがすくなくなり現在でもこのレコードに刻まれた振動が綺麗に再生できるのでは
と感じます。だから出力のSPさえ過渡特性の高い物が出来れば この入力が現在のままでもかなりの生演奏が出来るのではと思います。

 このYoshii9はなるほど どの演奏もパーフェクトと行きませんが特に音声・弦楽器・ピアノなど ソロ演奏では歪みの少ない生演奏に近い演奏が聴けます。

又音の出方がモノラルレコードがモノラルとして聴こえないし生演奏再生の

 その為のヒントをYoshii9は奏でている様に感じるのですが。

 この不況のおりメーカもたかがSPにその開発の熱意も見えてきませんが
電気信号の加工よりも更にそれだけ難しいことだと感じます。

このごろこの事が分かった様に思えてなりません。(すみません かってにそう感じるのです)

いかがでしょうか。ご意見など賜れれば幸いです。



>>これは、SATRI回路のような無帰還回路でもアース点、電源等の変動から再生回路に時間ひずみが起きると思うのですが、いかがでしょうか。
>
>もちろん、そうです。
>ですから、SATRIアンプでは、基板のインピーダンスを低くするためにメッシュのグランドプレーンなどを使用しています。
>もちろん、それだけでは不完全です。
>コストに糸目をつけなければ、AMP−5501みたいに110ミクロンの銅箔にテフロン基板、アースは10mm厚さの銅版という事もできますが、コストに制約がある場合は、そうも出来ません。
>ハイエンド機には、物量投入をしますが、コストが限られている製品に対しては、回路的に動作点を固定したり、外乱の影響を受けにくくするとかの対策をしています。
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