No.1243 マスタークロック実験 (2) 2003/9/30 20:01 |
名前 試聴屋 メール先 |
マスタークロックがもう1台来ましたので2台使いで聞いてみました。1台はCD-RW2000にマスタークロックを供給し、もう1台はCD-RW2000のS/PDIF出力を受けて自分自身の高精度クロックで叩き直し、DACに出すというジッターフィルターとして使っています。 両方使うと音が引き締まり、見通しの良い音になります。全体に品位の高い音になります。特に中域から高域にかけてシャープで曇りなく細かい音まで聞こえるようになります。接続に使うデジタルケーブルでも音が変わりますので、できるだけ良いケーブルを使ったほうが良いです。以前は市販のデジタルケーブルを使っていましたが現在は自家製の高周波用ケーブルを使っています。ケーブルの方向の違いもわかりますので音を聞きながら方向を合わせると良いです。試しにマスタークロックを両方ともはずしCD-RW2000単体の音に戻したところ、もう聞けませんでした。 市販のCDをCD-Rに焼いて比較すると音の違いがわかります。何倍速で焼くか、どのドライブを使うかなどでも違いますが、コンピュータ用のCD-Rと音楽用のCD-Rというメディアの違いもあります。オリジナルCDとCD-Rをマスタークロックなしの状態で比較すると、この違いが歴然と出ます。そのため、できるだけ元の音に近い音のするCD-Rを選んで使う必要がありますが、マスタークロックとジッターフィルターを入れた状態で比較すると、オリジナルCDとCD-Rの音の差が小さくなります。この差が聞き分けられないようにできればかなり正確なトランスポートと言えると思います。デジタルオーディオもまだまだやることがありそうです。 BIG BENはジッターフィルターとして使っても効果が大きいです。マスタークロックを供給する場合と違い、ジッターフィルターなら普通のトランスポートにも使えます。トランスポートとDACの間に入れるだけです。高精度クロックを搭載しているトランスポートならさらに大きな効果が出ると思います。 |
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