アッテネータ取り付け

　AMP-5514にはアッテネータが取り付けられるようになっています。従来からSATRIアンプ用に発売しているアッテネータ(AD-23、AW-23、AS-23)は、アッテネータの取り付けスペースが小さいためそのままでは取り付けられません。そのため電源基板を立てる必要があ ります。

　写真のように、アルミアングルをご用意致しましたので、上記のアッテネータを取り付けてお使いになる場合は、ご注文時にアッテネータをご指定下さい。なお、バクーン製アッテネータ(VISHEY金皮アッテネータ、VISHEY巻線アッテネータ、ガラス巻線アッテネータ)をお使いになる場合は電源基板を立てなくても、そのままで取り付け可能です。

AMP-5514用アルミアングルを取り付けた状態

　実際にアッテネータを取り付けると下の写真のようになります。取り付けたアッテネータはAW-23とほとんど同じサイズのAG-23ですが、余裕を持って配置できています。電源基板の温度も、追加したアルミ板で放熱されるため、それほど熱くならなくなります。

　ボリュームからアッテネータに換えた音ですが、予想通りボリュームのときに感じた粗さがなくなり、より自然に、よりリアルに音が出てきます。V8を搭載したSATRIアンプは今までのSATRIアンプを1枚も2枚もグレードアップしたくらい良くなっています。A級アンプにしては放熱器が小さいため、放熱器が熱くなる点だけが気になりますが、しばらく試聴した結果、音質については自信を持ってお勧めできます。