埼玉のK.T 様より
今回テストした環境です。
SP:D-58ES、ツイータ無し、真鍮リング無し、MAKIZOU製シナアピトン仕様
AMP:AMP-5511Kのシャーシとトランスを流用しLC AUDIO製AMP基板
ZAPpulse2.3SEとセイデン製スイッチを利用したATTを搭載、SBD(B60A15)搭載、電源ヒューズは、スーパークライオ純正、入力、出力配線は銀線からのダイオード変更+補助コンデンサー追加になります。電源コンデンサは
メイン:12000μF*2
補助:12000μF*2
で、全て同じ銘柄の同一容量品を使用し、比率は1:1になります。
※5511Kの基板が壊れてしまって、5513を購入できる予算が確保できなかったので、5513より低価格で、5511K+Ver4.3+5.1テフロンを余裕で超えられるもの、シャーシ、電源が流用できるものということで選定しました。
CDP:CDP-X5000改
LC AUDIO製X03搭載、某店のメカニカルチューニング済
試聴結果
早速AMPを出川式(1:1)にしてみました。
正直に申し上げますが、ここまで良くなるとは思っていませんでした。
・低音、中音、高音を問わず、全体的に表現力が向上
特にJ-POP等では、メインボーカルに隠れてしまいがちなバックの
音まで良く聴きとれます。オーケストラでは、スケール感、位置関係、
が特に良くなりました。
・いままでと音色がかなり異なります。
これまでよりクリアーでありながら、大音量が入った時もストレス無く伸び切る感じです。
そのため、音量を上げてもうるさく感じないばかりか、自然すぎて逆に音量が低下したかのように感じました。
こんなに良いものを、WEBにてご紹介頂きありがとうございました。3:1が楽しみです。
試聴ソース
若林工房(WAKA-4108) <<展覧会の絵>>〜イリーナ・ライブ・イン・魚津
ピアノソロ:イリーナ・メジューエワ
ムソルグスキー:展覧会の絵
感想:素早い強音部分の反応が素直になった為か音量を上げても煩く感じず、よく伸び切った感じがすばらしい。
ユニバーサルミュージック(UCCS-1071) Mika AGEMATSU
アルパ:上松美香
上松美香:春花
感想:このCDの収録と直接関係ありませんが、私が立川で聴いた上松美香さんのライブの
時の音をより思い出させてくれました。特に、いままでより余韻の表現がしっかりしていました。
日本コロンビア(COCQ-83551)CHISA&MINO2
高嶋ちさ子(バイオリン)&加羽沢美濃(ピアノ)
J.S.バッハ:G線上のアリア
エルガー:愛の挨拶
高嶋ちさ子:明日の風に吹かれて
感想
一番大きな違いとして感じたのは、高嶋ちさ子さんのバイオリンと加羽沢美濃さんのピアノで同時に音が出ている時に、聴き分けることがより容易になりますが、バラバラになっている感じはせず、まとまりが良く感じました。
恐れ入りますが、よろしくお願い致します。
テスト環境で肝心なものが抜けていましたので、追加させて下さい。
DAC 47研製 4705(ノンオーバーサンプリング&ディジタルフィルターレス)
DATデッキのメカ駆動用電源に、BC24A10H VerIIをのせてみましたが、メカ用電源にも効果がありました。すぐに判る違いは、早送り、巻き戻しを行った際のメカ駆動音が変わります。いままでより駆動音が心地よく静かで優雅な感じです(笑)。
再生音も、これまでより繊細な感じと、良く伸びきる感じが素晴らしいです。
パイオニア製 D-05改 SC処理ヒューズ、A/D系クロックの交換(三田製)等
上記仕様の機器の9V系のブリッジダイオードの置き換えを実施しました。
DATのテスト用ソースは、NHK-FM:名曲リサイタル(土9:00〜10:57)を録音したものです。
テスト用DATソース録音環境
・チューナはパイオニア製F-777
・アンテナはマスプロ製FM8
次はD/AとCDP、DATのメカ以外の電源の出川式への変更を行おうかと考えております。
今回のダイオードは1個\11,000円ですから、機器によっては1台で2〜3の電源回路を持っていることが多く、いきなり全てを変更できるほど予算も無いので、計画をたててゆっくり変更して行こうかと思います。
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