『試聴屋』掲示板


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[1243] マスタークロック実験 (2) 試聴屋 メール レス 削除
2003/9/30 20:01
マスタークロックがもう1台来ましたので2台使いで聞いてみました。1台はCD-RW2000にマスタークロックを供給し、もう1台はCD-RW2000のS/PDIF出力を受けて自分自身の高精度クロックで叩き直し、DACに出すというジッターフィルターとして使っています。

両方使うと音が引き締まり、見通しの良い音になります。全体に品位の高い音になります。特に中域から高域にかけてシャープで曇りなく細かい音まで聞こえるようになります。接続に使うデジタルケーブルでも音が変わりますので、できるだけ良いケーブルを使ったほうが良いです。以前は市販のデジタルケーブルを使っていましたが現在は自家製の高周波用ケーブルを使っています。ケーブルの方向の違いもわかりますので音を聞きながら方向を合わせると良いです。試しにマスタークロックを両方ともはずしCD-RW2000単体の音に戻したところ、もう聞けませんでした。

市販のCDをCD-Rに焼いて比較すると音の違いがわかります。何倍速で焼くか、どのドライブを使うかなどでも違いますが、コンピュータ用のCD-Rと音楽用のCD-Rというメディアの違いもあります。オリジナルCDとCD-Rをマスタークロックなしの状態で比較すると、この違いが歴然と出ます。そのため、できるだけ元の音に近い音のするCD-Rを選んで使う必要がありますが、マスタークロックとジッターフィルターを入れた状態で比較すると、オリジナルCDとCD-Rの音の差が小さくなります。この差が聞き分けられないようにできればかなり正確なトランスポートと言えると思います。デジタルオーディオもまだまだやることがありそうです。

BIG BENはジッターフィルターとして使っても効果が大きいです。マスタークロックを供給する場合と違い、ジッターフィルターなら普通のトランスポートにも使えます。トランスポートとDACの間に入れるだけです。高精度クロックを搭載しているトランスポートならさらに大きな効果が出ると思います。
[1242] Re: マスタークロック実験 試聴屋 メール レス 削除
2003/9/27 21:27
MiniDACについて訂正です。BIG BENと連携して使えると書きましたが、そうではないことがわかりました。MiniDACはマスタークロック入力端子を持っていません。BIG BENのマスタークロックを使って動作するトランスポートがあったとき、そこから出力される正確なS/PDIFを受けて動くので音が良くなるということだそうです。トランスポートのS/PDIF出力回路で発生する変動を取るにはジッターフィルターを入れる必要があります。

MiniDACはPCでの音楽再生を意識しているらしく、安価なので単体で使っても良いかも知れません。
[1241] Re: マスタークロック実験:追加情報 試聴屋 メール レス 削除
2003/9/26 20:55
ご意見ありがとうございます。
例に挙げられました通り、
1) CDトランスポートのクロックをDACに渡す方法
2) DACのクロックをCDトランスポートに渡す方法
3) 外部マスタークロックを使う方法
の3通りがありますが、ピュアオーディオ用でクロックの受渡しができるトランスポートは一部の高級機しかないという問題があり、誰でも簡単に実験してみるというわけにはいかないところがあります。CDトランスポートに音の良いクロックを取り付けるところまでで止まっている方が多いのではないかと思います。これも効果はありますがトランスポート単体の改良に止まってしまう点が残念です。

マスタークロックがあると、ワードクロック対応のトランスポートとDACがあれば簡単に同期駆動ができて便利です。トランスポートについては先に紹介したCD-RW2000とP70が市販品であります(海外を見るとこの他にも数機種あります)。DACはDAC-2000を同期対応に改造することでできると思います。

Apogee BIG BENは、44.1k以外に88k,96k,192kも出せますし、その上のスーパークロックも出せますので、もしトランスポートまたはDACがスーパークロックに対応できればかなり良質の信号が取り出せると思います。それとは別にS/PDIF信号を正確なクロックで叩き直すだけでも効果がありますので、是非実験してみたいところです。

デジタル機器はアナログ機器と違い、デジタル情報が途中で化けて音質が悪くなることはほとんどありませんから、本来それほど高価な装置を使わなくても各部のジッターを減らして行けばCDに入っている音をきれいに再生することができるのではないかと思っています。

なお同様の実験をしたい方のために、Apogee BIG BENを買いたいという方はメールでお問い合わせいただければお取り寄せ致します。海外直輸入品ですが100V対応になっています。
[1240] Re: マスタークロック実験:追加情報 TDMA メール レス 削除
2003/9/26 17:57
なかなか面白い実験ですね。  私もこの辺に少し興味が有りますので 駄文をーー。

デジタルをアナログに戻す(再生の)場合、時間軸の歪はDAC(チップ)のPINでデータを叩くクロック(これはワードクロックに同期しています)の純度にほぼ依存しますから、このジッタ(短周期のエッジのふらつき)は致命的に効く筈です。 長周期の変動は時計の場合と違って音質には問題在りませんが、録音、編集時に正確な時刻情報が必要となるので、プロ用機器のハウスシンクの為には必要でしょう。  クロック同期の手法は、シングルマスターが理想で、具体的に何をマスターに設定するか?でご存知の通り構成も変わります。
1)CDメカ(トランスポート)内部のクロックを高精度化する。これはDACとの一体型で有効なものですが、CD器の内部はサーボ機構などデジタルノイズが多く、信号系のクロックの純度を維持するのは難しいと聞きます。 CD器からワードシンクを引き出して外部DACを駆動する場合も同様の理由で、引き出したクロック自体の純度がが心配です。
2)DAC側にマスタークロックを置く方法で、高精度クロックをトランスポートに送る一方、最近はFIFOバッファ等を使って、トランスポートからのタイミングが甘いデジタルデータとDACへの供給データとを分離してDACの入り口で叩きなおしています。  最近のCDウォークマンも振動防止の為にこの構成なので、クロックさえ高精度に替えれば非常に良い音です。
3)外部に(短周期ジッタの小さい!)高精度クロックを置き、トランスポートのワードシンクに44.1,88.2KHzを入れる。 44.1の場合はデータとの同期が微妙で、自動ロック機能が無い場合は後者が安全です。(P0sにはこのオートロックが追加された?)。同時にこのワードシンクをDACにも入力し、最終入力をこれで叩きなおす訳です。
(d社なら992から88.2か176.4KHzをトランスポートとDD変換のパーセルからDACエルガーに入力してーーなんでしょう)
ここまでが狂い無く出来て居ないと、この上にアップサンプル(DD)や、DSD変換技術など載せても殆んど効果が期待出来ません(好みは別ですがーー)。

ここで、DSD変換はデジタルフォーマットが決まっているので、上記P?でも、近々MLの360デジタルプロセッサでも可能になるそうですが、DSD入力のDAC(チップ)は非常に高音質なのでかなり効果があるようです。 アップサンプルは、原理は簡単ですが、付随する補間とフィルター処理が難物で、相当のソフト力と経験が無いと効果を出し難いと言われています。 国産品は、ハードの高精度クロックは比較的得意ですが、アップサンプルの処理に伴う複数の高速DSP処理にはオーディオメーカ各社が苦戦している現状のようです。
従って、当面は 高精度クロック等ハード的改善は国産が、ソフトを含む信号処理部分は暫く海外製品が (悔しいけれど)技術的には優位みたいです。
現状製品でもオーディオ技術者の一層の奮起が望まれています。  両者が高度にバランスしないと、音は悪くないが「音楽に成らん!」と最悪になりそう。

余り参考にならん内容ですが、技術現状と課題の一部をーー。
[1239] Re: オーデイオ技術者の奮起を!追伸 tkz メール レス 削除
2003/9/25 01:35
追伸
ご存知とは思いますが 参考に

http:// www.timedomain.co.jp/

を覗いて見て下さい。

「白柳淳クラシックギター生演奏」と生録再生の比較 視聴コンサートがあります。
その効果を体験できる絶好の機会と思います。

当然いくら言われても自分で確認しないと納得できないと思います。
個人のあくまでも自由意思です。誤解のない様にお願いします。

押し付けはいたしません。

あくまでもこんな事があるんだとの「無償の口コミ」です。いろいろな所で開催されると思います。

以下 HPから、

今後の主なイベント
私たちタイムドメインはSRのプロではありませんが、イベントや音楽会のお手伝いをさせていただいています。音楽によって毎日に彩りを添えていただくことがスタッフ一同の願いです。
私たちは、「心のオーディオの研究開発」「素晴らしい音楽ソフトの紹介」「音楽に親しむ機会を作る」などを通して、音楽の素晴らしさを広めてゆきたいと思います。

なお、
下記イベント、コンサートにはすべてタイムドメインスピーカーが使用されています。

 【コンサート】10.11 奈良(生駒市)
『高山サイエンスプラザ』におきまして「タイムドメイン/DMS共同主催・白柳淳ギターコンサート」が行われます。

日 時:2003年10月11日(土)15時〜開場 15時30分〜開演

[プログラム]
前半:{原音再生体験/ギター生演奏同時録音後、Yoshii9にて再生}
曲目 白柳淳作曲「朝陽のように」「地球への祈り」
{原音とYoshii9の聞き比べ/生演奏とマイクを通じてYoshii9で聞くギター音との聞き比べ}
曲目 白柳淳作曲「クルチンさんとオリガさん」
〜心のオーディオ開発者・由井啓之社長と音楽の心を伝導する白柳淳氏の語らい〜
後半:{白柳淳ギターリサイタル} 〜オリジナル曲他〜

場 所:高山サイエンスプラザ2F交流サロン(奈良県生駒市高山町8916-12)
入場料:\2,000
お問合せ:TEL 06-6766-7776 FAX 06-6766-7888 E-mail m-kuwata@dms-bg.co.jp

お申込み:住所・氏名・電話番号・メールアドレス・予約人数を上記FAXまたはメールにお知らせください。お申し込み後5日以内に予約受付番号をFAXまたはメールでお伝えします。料金2,000円(おひとり)はコンサート当日の精算といたします。
なお、当日TIMEDOMAIN miniの即売コーナーがあります。
交 通:近鉄奈良線「学園前」駅より高山サイエンスタウン行バス「高山サイエンスプラザ」下車徒歩0分、無料駐車場あり

あくまでも参考です。
[1238] マスタークロック実験 試聴屋 メール レス 削除
2003/9/24 21:00
マスタークロックの実験をしましたので簡単に紹介させていただきます。
CDの音質向上策としてトランスポートのクロックを交換する方法がありますが、機器によって交換方法が異なることと、ある程度の知識と経験がないと改造が難しいということでどなたでも簡単にできる方法ではありませんでした。

録音スタジオでは各デジタル機器の同期を取るために単体のマスタークロックを使うのが普通です。そこで、業務用CDプレーヤー/レコーダーに高精度マスタークロックを追加した音を聞いてみました。業務用CDプレーヤーはTASCAM CD-RW2000です。マスタークロックは最新のApogee BIG BENを使いました。CD-RW2000単体の音はピュアオーディオ用高級機ほどのクオリティはありませんが、メーカー固有の癖がないため精度さえ上がればリファレンスとして使えそうです。他にマスタークロックが入れられるトランスポートとしては、EsotericのP70でも同様の実験ができます。

BIG BENのマスタークロックをCD-RW2000に入れて鳴らしてみると音が締まり、高級感のある音に変身します。BIG BENはマスタークロックとしてだけでなく、強力なジッターフィルターとしても使えます。CD-RW2000のS/PDIF出力を入れるとその信号に含まれるジッターを除去し、きれいなS/PDIF信号に変換して出力します。こちらもかなり効果がありますが、残念ながら両方の機能をいっしょに使うことはできませんでした。写真に写っているCD「風の踊り」(非売品)は音無館というスタジオで録音されたプライベートCDですが、生録音をそのままCD-ROMに焼いているためか、生々しい音がします。

BIG BENといっしょに使えるDACとしてMiniDACという製品もあります。低価格ながらBIG BENと連携して192kHzで動作します。こちらはまだ使っていませんが実験できましたらまた紹介させていただきます。

ちなみにBIG BENはまだ日本では発売されていません。MiniDACも日本で発売されているかどうか不明です。
[1237] Re: オーデイオ技術者の奮起を! tkz メール レス 削除
2003/9/23 04:09
皆さん ・ TDMAさんありがとうございます。

>装置メーカ、何よりもその(ブランド)信奉者の根底を揺るがす問題提起には成り得ますね。


何よりもその現在の最新技術が良いと言う信仰にも近い呪縛を解き放つ必要を 
  特にエンジニアの皆さんにこそ考えて欲しいのです。

  それを聴きもせず、頭から拒絶するのでなく、その音のうわべの迫力のみを聞き その可能性
  (生演奏再生の可能性を)を そこに感じて欲しいのです。

   それをエンジニアにこそ感じて欲しいのです。それでより生に近ずいた製品の開発をして
  欲しいのです。

  そこでなぜ、こんな効果が出るのか(Yoshii9のSPに耳を近ずけると、そんな大した音が出ていない
  にもかかわらず、離れてゆくとそれが不思議ともう片方のSPから出る音とハモル様にふわっと音が
  広がりそれが生に近い音となるのです。)不思議です。

  これは考えるに当然なんですが片方のSPからは録音時の片方の音しか出ていないのでそう大した
  音にならないだけで2つでその録音の位相が合わされ楽器の定位を出せる様にしているから当然
  の事だとおもいます。(耳が2つある事にほんと感謝です。ここにもヒントがある。)

  この事をもう一度周波数一辺倒の偏った今までの音響技術ではなく一から再出発をするつもりで録音
  から開発して欲しいのです。
  
  永井さんにすみませんがAmpの細かい事よりも他にツブス最大項があると思うのです。
  Yoshii9のAmpを見て更にそう思います。

  Yoshii9が最高に、と言うことではなくここに生演奏再生のヒントがある様に感じるのです。

  Yoshii9ではあえて小さいSPでそれも1つでこれを実現している基本モデルだと思います。
  (なぜかと言うと小さい方が過渡特性が上がるし分割振動が起こりにくい為。1つにしないと
   放出される位相が干渉しやすい当の理由です。だからあえてそうしているのです。)

   32面体や12面体の球形がありますが基本的な所で違うと思います。

  これをなぜ各社研究しないのか?それが不思議なんです。帯域も狭く迫力がないから?
  でもここにヒントがある様に感じるのです。

  だから現在 生演奏再生には、その方法しかない ではなく、駄目であれば その技術
  その物を根本から疑う 努力をシステム全体としてやって欲しいと思うのです。

  その努力の一つが例えば5.1Chかもしれませんが。余りにもアンチョコにどうしても感じます。
  中間のNHKでも本腰です。なぜですか?

  DSPで補正と言うよりも前に生演奏の出ている音の解析の方法自体を再度検討しなおす所から
  新たにしないといつまでたっても生演奏の再生は無理と感じます。

  自然の音とは程遠いと思うのです。短時間の映画効果音には迫力があり良いですが。

  大きなお世話なんですが。(その音には、昔のドンシャリなステレオを思い出します。)

  タイムドメイン理論はまさに理想論で自然界の音はその様に出ていると思います。
  そこに目を向け基本から見直す開発をして欲しいのです。

   s社が「クオリア」を出すのなら是非その事をなぜ出さないの! と思います。
  それは映像よりも音の方が脳全体を使っている様に感じるのです。
  なぜかと言うと想像力を必要とするからと思います。目を閉じると不安になり周りに対し
  より感覚がするどくなる様に感じます。映像は複雑ですが見たままで脳の処理も早く長年の
  パターン認識が出来上がっている為理解がしやすく複雑さゆえ記憶がしやすい(関連性で記憶)
  その為内容がわかりそれが、安心となる。それに比べ音は絶えずあいまいで単純で記憶しにくい
  とその働きが違うと感じます。だから映画は1回で内容がわかり?音楽は何回も楽しめるのでは
  ないかと思います。この事が我々凡人には素晴らしい事と感謝します。

   なんか話がずれました。s社もこれらを研究しないのか?と不思議に思うのです。

   その一つのヒントのある製品がYoshii9と思うのですが?

>ただ、率直には、SATRIは私も使っており、素晴らしいと思いますが、Yoshii9が、話を聞くと原理が良い

のは間違い無いし、確かに次元の違う音はしましたが、

>部品の型代か意外に高価?だったのと、Ampや電源も、「これがBest」なのかが不明で、何故かどこも弄り

ようの無い BoseのSPセット的イメージを持って仕舞いました。  実際にはどうなんでしょうか? スー

パTW付けた話は聞きましたがーー。
  
  値段とは何でしょうシステム全体から発せられる効果の価値であり部品の値段ではないはずです。


>私も内心はファンなので、何とか他人にも自信を持ってお勧めしたいので、何とか
Best条件(それが何か?も含めて)でじっくりもう一度聴いてみたいと思って居ます。SATRIとの相性は最高

とも思いたいのですが、どなたか実験?されましたでしょうか? ご意見お聞かせ下さい。

  Yoshii9はAmpとSETの販売ですこれはその他のAmpで駆動すると(すべてイコライジングしているので)
  本来の音が出ないからと思います。その点SATRI Ampはそれをしていないので相性は良いと思います。交互に聴いて楽しんでます。

  だからこの組み合わせで協力して新たな装置の開発がやって貰えないのかなーとの意味なんです。
  それも録音装置までも含めたシステムでまさにトータルにです。


>2.は利害関係が複雑です。   上記のケースなぞ、著作者、演奏家が、自分の権限で実行するの成ら

ば、著作権に触れないで可能な筈なんですが、現状ではJASRACを介して著作権保護を声高に叫んでいるのは

、著作者(作曲家、演奏家)自体では無く、,,,,,,

>私見としては、音楽業界全体が、何時までも制約の多いCDや(ましてMD)だけに頼らず、BBやNET配信等の
新しい技術に積極的に取り組んで、率先してしっかりした課金&セキュリテイシステムを完成、、、

 
  我々消費者側及び海賊業者がコピーさえしなければ直ぐにでもしてくれるでしょう。違いますか?
 本来コンテンツホルダーがやりたいはずです なぜなら全世界を相手に売れないマイナーなソフトも
 対象にパッケージもなしに販売出来るのです。我々もすぐに購入可能で双方に良い。

  しかしこの中間での利害が絡み出来ない(中間が必要なくなる!)ここが問題の様に思います。


>私も著作権関係のwebには大分意見を書きましたが、何分一部を除いて、肝心の著作者よりも利害関係者の
主張の調整が優先事項となり、本質の議論は後回しです。オーディオ世界と似たりよったり!

  、、、、、、世界と似たりよったり!!

>要するに、オーデイオ技術の目的は、作者や演奏家の意図、感動を如何に(多くの)ユーザにそのまま伝
えられるか?だと思います。


  その為録音を嫌う演奏者もいますね。

 まさにそのとうりでそれが理想ですが、(生演奏再生には、)
 現在それが出来ないので、
 考え方をひねくれば 「しかたなく?これを利用し、その事で各メーカの色を付けた製品が作れ、それが
 消費者の好みの音を好きに選択出来る。」と言う現在のAUDIO業界が維持出来る。と言う事ではないかと。

  マイクからSPまでがすべてが同じとなれば当然装置を変えたりと言う楽しみはなくなる。

  その分 本来の音楽その物に行く、自分としてはそうなりたいのです。それでAUDIOから遠ざかって
  いました。それが又も目を覚ましたのです。

 現在、 
 それは、なにを目的にするのか?と言うことであって個人の自由です。

  素人が生意気にすみません。

  言いたい事はなぜタイムドメイン・SATRI Ampが 一つも話題にならないのか?なんです。

  その可能性を研究され、我々は生演奏が再生出来る装置が欲しいのです。
  実は自分がピアノが弾ければそんな装置がいらないのですが。、、、

  SPが難しいのなら 今思ったのですが自動演奏の装置をもっと柔軟に弾けるロボットが出来そう
  に思いました。 この開発はどうなったんでしょうか?

又長くなりました すみません。
[1236] Re: オーデイオ技術者の奮起を! TDMA メール レス 削除
2003/9/22 15:00
私の「八方破れ?」の提案を皆様の真摯な議論のベースとして頂き 驚き、感謝して居ります。

最新のtkgさま
  >録音からSPまでをトータルに考え、音を悪くしている 要因の最大ーーー。

オーデイオはシステムですから、この考えは正論です。 但し業界の今流常識?では、システムとは各要因の妥協の産物? らしいですが。
しかし、SATRIとyoshii9が、日本発の革新的コア要因と成るのは間違いないですね。  この二つで、現在の再生システムの問題が全て解決 とは行かないにしても、
装置メーカ、何よりもその(ブランド)信奉者の根底を揺るがす問題提起には成り得ますね。

ただ、率直には、SATRIは私も使っており、素晴らしいと思いますが、Yoshii9が、話を聞くと原理が良いのは間違い無いし、確かに次元の違う音はしましたが、部品の型代か意外に高価?だったのと、Ampや電源も、「これがBest」なのかが不明で、何故かどこも弄りようの無い BoseのSPセット的イメージを持って仕舞いました。  実際にはどうなんでしょうか? スーパTW付けた話は聞きましたがーー。
私も内心はファンなので、何とか他人にも自信を持ってお勧めしたいので、何とか
Best条件(それが何か?も含めて)でじっくりもう一度聴いてみたいと思って居ます。SATRIとの相性は最高とも思いたいのですが、どなたか実験?されましたでしょうか? ご意見お聞かせ下さい。


  >この事が実は簡単な様に見えますが現在の音楽業界をも揺るがすことになり
  ハード絡みよりもやっかいな事なんでしょうね。

恐らく、この所謂「音楽業界」ってのが、利権の絡み合ったブラックボックス?みたいですが、マイナーなトコロなら突破口を期待出来そうですね。


  >これから素人の名もない人が自前でCDを作り無料でNETに配信がすでに出来る環境が!

そうですね!例えばBBのNET配信なら、わざわざCDまで質を落とさず ロスレスで、DSDでのダイレクト配信も可能でしょうし、それなら通常CDなんかよりずっと高品位です。
このDSD生ソースをHDDに入れて、DSDデコーダ+DAC+SATRI+Yoshii9 と行けば、少なくともブランド品組み合わせオーデオなぞ、比較に成らない結果を得る筈です。
(オット HDDを気軽に持ち出すのは下記の問題で、禁句でしたねーー)
  
  >素人考えですみません。
イエ 私も素人で、一時そう考えました!

しかし実現には、二つの問題があるようです。(もっともっと在るでしょうがーー)
1.DSDの規格が十分に公開されて居らず、現状ではデコーダを第三者が自由に作れない。
2.著作権の問題が絡む。

1.は特定の問題で、時間が解決(して呉れなくては困ります!)
2.は利害関係が複雑です。   上記のケースなぞ、著作者、演奏家が、自分の権限で実行するの成らば、著作権に触れないで可能な筈なんですが、現状ではJASRACを介して著作権保護を声高に叫んでいるのは、著作者(作曲家、演奏家)自体では無く、主にCD等の事業者と利益団体で、NET利用の強い制限もここの主張から発しています。

私見としては、音楽業界全体が、何時までも制約の多いCDや(ましてMD)だけに頼らず、BBやNET配信等の新しい技術に積極的に取り組んで、率先してしっかりした課金&セキュリテイシステムを完成してより新しい、高品位な音楽ソースを配信して行って欲しいと思います。
(何か、こう書くと現状大手が、技術にフタをして進歩に立ちはだかっているみたいですがーーー、大手にも大いに頑張って欲しいので他意はありません!)

私も著作権関係のwebには大分意見を書きましたが、何分一部を除いて、肝心の著作者よりも利害関係者の主張の調整が優先事項となり、本質の議論は後回しです。オーディオ世界と似たりよったり!

但し、このシステムで新しいハード?をどう広めるかは少し別の工夫が必要で、従来のCDに勝る感動を提供出来るか?が問われるので、却ってハード(いや再生システム全体)のクオリテイ(値段では無い)は重要になると思います。
折角CD規格以上の情報を得ても、それを生かせないハードでは意味が無いし、と言ってハイエンドみたいに値段だけ高くては論外です。

要するに、オーデイオ技術の目的は、作者や演奏家の意図、感動を如何に(多くの)ユーザにそのまま伝えられるか?だと思います。
渾身の演奏への感想が、「ハイ、とても心地良くて、つい眠って仕舞いました」では、演奏者はガックリでしょうね。
演奏後の意見交換なんかは、リスナーの質向上には随分役立つと思いますが。


限定レスですが、少しでも参考になればーー。
[1235] Re: オーデイオ技術者の奮起を! tkz メール レス 削除
2003/9/22 03:40
>>
>>  永井さん由井さん宜しくお願いします。皆大いに期待しておりますので。
>>

> あまり期待されも、それにお答えできるかどうか分かりませんが、SATRIアンプに関しては、やらなければいけないことは、大体分かってきました。

>ただ、それを実現するための回路手法が難しいです。
>ある程度まで行くと、それ以上の向上は、コストの掛かる割には改善度が小さいのです。

>オーディオは趣味ですから、それも仕方が無い事ですが、真空管アンプの音が好みの人がオーディオ誌の真空管アンプのページのパーセントいるとすると、音の精度を追うことは全く無駄かもしれません。
>
  
   現在の録音ソースを使ってではしかたのない事と思いますが。

  と言う事はではなく始めの録音からSPまでをトータルに考え、音を悪くしている  要因の最大項をつぶして行くと言う事が重要ではないかと思います。
  
   そう言う意味で、これは大変とは思いますが現在の市販の音楽ソースでなく
  初めから録音を含めた(最大の問題は演奏者をどうするか!)ナクソスの様な隠  れた演奏者との交渉で、)トータルなSATRIとタイムドメインでモデルシステムを  作られこれを社会に提案ができれば現在の再生装置がいかにおかしいかと言う事  が「皆さんに認知される」のではないかと。思うのですが?

  このナクソスに交渉と言うのが早いかもしれませんが?

  それから大阪のHand-made JAZZの澤野公房さんがあります。

  探せばこの様な企画のやっている所もある様におもいますが?ここと交渉!で。

  この事が実は簡単な様に見えますが現在の音楽業界をも揺るがすことになり
  ハード絡みよりもやっかいな事なんでしょうね。

   でもそれはトータルに取り組まないとイケナイと思うのです。
   ただこうすると今までのAUDIOの楽しみがなくなりますが。
   音楽の楽しみはより良くなるのではと、

   趣味の事ですので 楽しみを何処に置くのか
   その選択肢は各人に任せ複数あって良いのでは思います。

   それは自由でないと何をしているのか意味がありません。
   感性は無限で多様性にとんでいますから。
   これは一つの選択肢の提案です。 

  そう言う意味も含めて、大きく二つの流れがあっても良いのではないかと。
  ここはがんばって欲しいとの意味なんです。

  これから素人の名もない人が自前でCDを作り無料でNETに配信がすでに出来る環境
  です。そんなアマチュアのミュージシャンが出てくるでしょう もう実在してい  ると思いますが、この事をする事で大勢の人に聴いて貰え又プロへの道が開ける  のが早いと、そんな人を見つけ、CD化?と言う様な事が出来ないかと思うのです

  これが出来ないのに!これが出来ればなんの苦労もないのに!
  
  素人考えですみません。

   (昔安物のマイクでピアノの生録をした時レコードが安ぽく聴こえた事が忘れ
     られません。)

  でもこれから可能性がないとも言えない予感がします。
  NETの先には色々な人がいます。演奏にも参加してくれる人がいる様に感じます。

  又現在の演奏者が自らその演奏をNET配信による直売が可能になるかも知れません
  すべての中間業者が必要なくなるのです。著作権を主張の音楽業界が陳腐化?

  ( くれぐれもソースのコピーはイケマセンので! 著作権は作曲者・演奏者
   にあり!当然編集したソースその物にも!)
  
  まだ、
  大変ですが誰でも使えるこれら道具で集まる事が出来るこの力を信じましょう。
  ここには計り知れないエネルギーを感じます。

  問題はハードよりも実はこの事が現在最大の問題の様にも感じますが。

  くれぐれも押し付けではありません。選択肢のひとつです
  誤解のない様にお願いします。

  時代はこの方向に動いている様に感じるのですが?
  すべて初めに戻ろうとしている様に、、、

  音楽を楽しむ今までにない装置の構築と言うのはどうですか、、?

  

  
[1234] Re: オーデイオ技術者の奮起を! 永井 メール レス 削除
2003/9/21 23:45
こんばんは、永井です。

>   そこでです。現在のこの不況時もう大きいメーカに期待をするのは間違ってい
>る様にも感じます。大きい所は わかっては いてもリスクのある事になかなか踏 み出せないのが現状でしょう。
>
>  永井さん由井さん宜しくお願いします。皆大いに期待しておりますので。
>
あまり期待されも、それにお答えできるかどうか分かりませんが、SATRIアンプに関しては、やらなければいけないことは、大体分かってきました。
ただ、それを実現するための回路手法が難しいです。
また、それによるコストアップを考えると、これ以上必要かという問題が出てきます。
ある程度まで行くと、それ以上の向上は、コストの掛かる割には改善度が小さいのです。
現状のV6.2を載せたAMP−5511MK2でさえも、録音の粗が聴こえすぎると言う苦情が来ている始末です。
バイアスの完全固定化、SATRI−ICの精度の向上、完璧な電源などできないことは無いのですが、これ以上はコスト的に合わないかもしれないと思います。
しかも、オーディオ雑誌を見れば真空管アンプのオンパレードです。
それだけ、真空管アンプのファンが多いということではないでしょうか?
オーディオは趣味ですから、それも仕方が無い事ですが、真空管アンプの音が好みの人がオーディオ誌の真空管アンプのページのパーセントいるとすると、音の精度を追うことは全く無駄かもしれません。

32面体スピーカーと5511MK2の組み合わせは、非常にリアルな存在感を感じます。
やはり、理想的な形状の球に近いだからと思いますが、音の出方が生々しいですね。
私の考えでは、オーディオの再生においては、反射音などの間接音は邪魔だと思っていますので、スピーカーを後方にはつけず、前面4個だけにしました。
また、ホームページで詳しくお知らせしますが、昨日、20cm、12cm、16cm口径用の32面体エンクロジャーが出来上がってきました。
16cmは容積が大きいので、重低音の再生が期待できそうです。
もう少しで、ホントの実在感が出そうです。
[1233] Re: オーデイオ技術者の奮起を! tkz メール レス 削除
2003/9/21 21:42
 こんばんわ よろしくお願いします。

>私も、「オーデイオ技術者の奮起を!」を期待したい一人です。
>世の中、癒し系ブームでもありますので、もしオーディオ装置が深い感動をもたらすような性能のものが普通のサラリーマンでも購入できる金額のものであるならば、もしかすると徐々にブレークするかも知れませんね。

>良い方向に行ってくれると良いですね。
 
  その為にも我々の様な底辺のこんな地道な意見提示が是非必要の様に思います。
 今回の様に、、、それはホンノ些細な事から始めれば良いのではないでしょうか?
 これを序所に広げていくしかないのではと、、、、、、

>いろいろ共感させられることが多く、楽しく読まさせていただきました。

  いやいや恥ずかしいです。どうも長くなりウマク言いたい事が言えてるのか
 不安です。文章と言う表現方法は難しいです。

>私は今回の掲示板で始めて球状の多面体スピーカー情報を聞き、web検索させていただきましたが、

 私も今回始めて見てみました 色々あるんですね。(あったんですね。)

  実は35年前からAUDIOのハードを卒業(ラクダイ)し音楽を
 聴く楽しみに専念していたのですが。タマタマ2年前「タイムドメイン」を知り
 その音に「驚きと感動」を頂きました「今まで自分のして来た事は、」なんだった のと「強烈」に感じたのです。

  その後「SATRI Amp」の事も知った訳です。

  でも長くAUDIO雑誌を見る事もなかったので 見てもそれが記載されていない
 事に不思議を感じ なぜ、なぜと思ったのです。確かめる為に視聴に連れてゆき
 その感想を聞けば70〜80%の人が良いとの意見です。

 なのに評論家の先生は「だんまり」でピントはずれ なぜ。宣伝費を貰っていない から???その事に苛立ちを感じこの様な掲示板に記載をしたりしました。

 素人が掲示板に思いをぶつけさせるほどのそれは「エネルギー」を与えてくれた
 不思議なAmpでもありSPだったのです。
 
  が色々な考え方もあり押し付けるのはイケナイとわかりその後記載は控えました
 。(自分では押し付けのつもりはないのですが、ついつい誤解を招きます)

   ほんと「無償の口コミ」なんですが。

  そんな時 yegさんの提案に出会い話が出来るのではと思い投稿したのです。

 箇条書きの形式の方が良いかもしれませんね。

 どうしても「長くクドクド」と 自分でもいやになります。

 どうですか?

 
[1232] Re: オーデイオ技術者の奮起を! yeg メール レス 削除
2003/9/21 15:14
私も、「オーデイオ技術者の奮起を!」を期待したい一人です。

>   それはAUDIO雑誌を見ていても「タイムドメイン」「SATRI AMP」の事は始め出ても最近見ることが出来ません。評論家の先生なぜですか?と聞いてみたいのです。
>
>   それはその製品その物でなく「その製品から無言の」真実を ヒントを読み取りハードそれ以前の事を紹介しないのか? ・・・>
>   その事が大きくハードの開発の礎となるのではないかと考えるのですが。
>  未だその方向が誤った方向に行こうとしている様に感じます。
>  AUDIO装置はここ40年なんら変わっていない様に感じざるを得ません。
>
>  本当は製品の評価だけがその評論の仕事では ないの ではないですか?

まさにそのとおりです。
そしてオーディオが衰退した原因の1つになっている気します。
私もオーディオ誌を読まなくなった一因でもあります。

>  現在測定方法も確立されてはいますがどれもある一面では正しいですが総合的に判断する方法はまだ見えていません。この研究が進めばあらゆる方面で現在の技術に
>  ブレークスルーを起こすはずです。

世の中、癒し系ブームでもありますので、もしオーディオ装置が深い感動をもたらすような性能のものが普通のサラリーマンでも購入できる金額のものであるならば、もしかすると徐々にブレークするかも知れませんね。

>  それは例えば将来脳の視聴覚に直接刺激を・・・怖い気もしますが。
ほんとに、怖い気がします。

>  その為には「クオリア」の研究がかかせません。多分それはずっと昔からの課題でその手がかりすらわからず現在やっと基礎研究で測定技術ができそれを検証できる所まで来て(まだほんの入り口手前)脳の研究がやつと始まった所ではないかと。

>  そこで感じるのですがその研究の成果がもっとオープンにされないのか?と言う事
>  です。・・・脳のグリット化が是非必要です。・・・>  個々では何も出来ませんが「愚痴」を言う事ぐらいですが。

しかしながら、こういうことも大切なことですよね。
まさに知識の結集ができればすばらしいことでしょうね。

>   話を戻します。・・・・・>  Sは何でも現在安く大量に供給の流れの他に別の流れを作ろうとの本物志向定着を見越した
>  戦略の一環ではと思います。>  ・・・本来これをするべきで良い刺激に思います。

良い方向に行ってくれると良いですね。

>> 一方yoshii9は拾った音すべて平等に復元する傾向なので、・・・
>>相対的に環境音、間接音が多く聴こえるのでは?と思います。・・・>  Timedomein-miniを分解・・・このことから生演奏の少なからずヒントがあるはずです。こんな効果に気が付かない事が
>  不思議なんです。(無視している様にも感じたりします。)エンジニアの方どうですか?
>  体験してみて下さい。(今までの概念を無視してとにかく聴いて下さい。)
>
>  この原理の為Yoshii9ではSPを均一なゲルで固定とする為上向きにSPを置きそれをアンカーで固定すると
>
>  言う機能から出たデザインがあの形です。又回折を避ける為にも振動を利用しないように丈夫なパイプ
>
>  にゲルで浮かし内圧はその中で 車のマフラーの様に消音として作用している様です。
>
>  (それ以来車のSPも固定を外し現在低域を上げ聴いていますが音の広がりは類似しています。)
>  
>  ここに生演奏再生のヒントがある様に感じるのです。でもこの事がどの記事にも取り上げられてい  
>
>  ないこの事が不思議でならないのです。この事に生演奏再生のヒントがある様に感じるのにです。
>
>  この音の拡散が同じSPを使っても固定した物と固定しない物とは大違いなんです。
>  一度 試されたらと思います。(但しフラットなAmpで)・・・
> 由井先生に上記のHow(何故)の解明に挑戦して欲しいです。
・・・ それは以前のAUDIOと言う概念を越えた装置で純粋に「音楽の楽しみ」をストレートに感じて欲しい
> し今まで音楽に関心のなかつた人にもその楽しみを知って欲しいとの事です。
>
> 何回も書きますが小編成の曲には最高のSPだと思います。音を聴く装置ではなく長時間聴いていてもなんら苦痛ではありません。
> ・・・> 聞き取りやすく少ないSPで遠くまで拡声する事が可能です。
>
>
>>「技術」は目先のビジネスと結託するよりは、今後科学と協力してもっと完成度を
>上げない限り、このままでは人間を惑わす「害」を与え続ける危険が一杯です。ポイ
>ントは我々ユーザの質の向上と正しい批判力に期待するしか無いのでは? 
>
>>「最新!」は「最善」とは全く別の範疇ですから。 
> 
>  正にそうですね。
> 我々素人にはその感じた感動を「無償の口コミで」でより多くの人に伝える事でしか
> それに応える事が出来ません。それが又誰でも出来る事が現在の革命の所以です。
>
> 書物メディアはすべて正しいとは限らないのではと思います。
> (すべての事にそれなりのすり込みが含まれています。)
> それに比べ我々の無償の口コミには何のすり込みも含まれていません。
> ただその感性が個々に違うのであくまでも参考にです。
>
>  それはその様な「考え方もあるんだと言う」一つの可能性の証明ではないかと。
>
>  これから情報の氾濫する現在どれを選択するかは すべて自分の判断です。
>  自分が良いと感じればそれが最高でそれで楽しければそれで十分なんですが。

いろいろ共感させられることが多く、楽しく読まさせていただきました。
私は今回の掲示板で始めて球状の多面体スピーカー情報を聞き、web検索させていただきましたが、新時代スピーカーのようですね。
TDMAさん、tkzさん。素晴らしい名文を省略してすみませんでした。
では、本掲示版を楽しみにしています。
[1231] Re: オーデイオ技術者の奮起を! tkz メール レス 削除
2003/9/21 03:32
   みなさんありがとうございます。 

   ここにお集まりのみなさん いっけんAUDIOのハードに関係のない事で
  興味ないかもしれませんが それ以前の事にどう考えるのかどう感じるのか?
  
  の一つのヒントになればとの事で始め yegさんの記事から始まり
  色々な意見も聞けモヤモヤも少し晴れた様です。

  現在 底辺のさまざまな人の考えをこうして聞ける事が素晴らしい事
  で。これは約37年前のアマチュア無線で感じた事と同じです。
  これが現在だれにでも簡単に可能となった訳です。この事に感謝しないで
  はいられません。

   そこでです。現在のこの不況時もう大きいメーカに期待をするのは間違ってい
る様にも感じます。大きい所は わかっては いてもリスクのある事になかなか踏 み出せないのが現状でしょう。

  永井さん由井さん宜しくお願いします。皆大いに期待しておりますので。

   それはAUDIO雑誌を見ていても「タイムドメイン」「SATRI AMP」の事は始め出ても最近見ることが出来ません。評論家の先生なぜですか?と聞いてみたいのです。

   それはその製品その物でなく「その製品から無言の」真実を ヒントを読み取りハードそれ以前の事を紹介しないのか?  と感じるのです。

   その事が大きくハードの開発の礎となるのではないかと考えるのですが。
  未だその方向が誤った方向に行こうとしている様に感じます。
  AUDIO装置はここ40年なんら変わっていない様に感じざるを得ません。

  本当は製品の評価だけがその評論の仕事では ないの ではないですか?
    

  現在測定方法も確立されてはいますがどれもある一面では正しいですが総合的に判断する方法はまだ見えていません。この研究が進めばあらゆる方面で現在の技術に
  ブレークスルーを起こすはずです。

  それは例えば将来脳の視聴覚に直接刺激を与える事で音楽が聴ける。事になり正に理想の装置が出来るかもしれません。映像ではスクリーンが必要なくなります。そうなると現実との界がわからなく怖い気もしますが。

  その為には「クオリア」の研究がかかせません。多分それはずっと昔からの課題でその手がかりすらわからず現在やっと基礎研究で測定技術ができそれを検証できる所まで来て(まだほんの入り口手前)脳の研究がやつと始まった所ではないかと。

  わかり易い例で話すと例えば現在の宇宙時代になって初めてハンググライダが出来た様にこんな簡単な原理で出来るのですからもっと以前に出来ていても不思議ではないのですがこれが実現しなかった。

  そこで感じるのですがその研究の成果がもっとオープンにされないのか?と言う事
  です。一人の脳では到底解明できない問題です。なぜかと言うと脳は一つの事(想像)
  しか考えられないと感じるのです。当然関係者では行われているでしょうが。

  その絶対数が少ないのではと思います。その分野以外の感覚がぜひ必要で想像も出来ない
  所にそのヒントがある様に感じます。物理現象はすべての事柄に同じく作用していますから。

  人間には思った以外、以上の事は出来ません。想像力が元です。
  すべての事が人類共有の財産です。その為にも個々のPCをつなげる現在グリットコンピュータ
  のハードだけではなく脳のグリット化が是非必要です。もう大きな所は何もしてくれません
  我々底辺での無償の行為がこれからの未来を作って行くべきと思います。
  個々では何も出来ませんが「愚痴」を言う事ぐらいですが。
  でも、
  PCのOSでもUNIXからLinuxが出来これが広まりこれからと言うのに又そのデストロビュータ
  でその仕様が異なりやっと一元化が出来るようになったと思いきやすこし異なった動きの
  様です。残念ですが。
   
   話を戻します。
   まだ最終はやはり人間の耳での判断しかまだないのです。一般的にはもう何でも可能か
  との勢いですが。この事を絶えず頭の隅に置いているのと 置いていないとでは
  ずいぶん異なると思います。

  そう言う意味で現在技術はまだまだこれからです。我々ど素人は待つしかありませんが。


>  この適応フィルタを通して、

  この便利なフィルタが機械ではまだとうてい出来ないそれは臨機応変な未来予測が出来るには    

  程遠い事でまだ基本的な骨組みがわかった段階です。例えば音楽を聴いても脳全体が反応し
  その仕組みその物が相互に絡みあい複雑な動きをしていて それを その血流で判断しているに
  すぎません。それがどの様に良いと判断するのかは測定するすべはまだありません。

  それはハードをいくら駆使してもわからない事でやはり想像と感覚での検証となる様に感じます。

  人には思い込みによる錯覚と言う現象など数々の超能力を時たま発揮しそのひらめきが新しい
  事を発見したり発明したり出来る能力を秘めています。実はこれが誰でもあるのですが
  我々凡人は依然深く眠ったままです。私なんぞもう死んでますが。

>この結果を人間の耳がどう聴くかという聴覚モデルが未踏なんでしょうね?


  これを今までの幼稚な考えの科学と言う範囲を超えた事から研究しようと言うのが
  「クオリア」と言う概念から探ろうとの、新しい、いや、昔からの当然の道筋の様に思います。


>>この不況時どうしても とにかく早く結果を出さないとの事での現在がありーー
> しかし皆様ビジネス指向が強すぎて、遣る気が湧かない?のでは仕方が無いでしょうが、
  お手軽小手先「クオリア?」では納得できないのも事、、、、

  Sは何でも現在安く大量に供給の流れの他に別の流れを作ろうとの本物志向定着を見越した
  戦略の一環ではと思います。

  でもこの提案には可能性を感じます。本来これをするべきで良い刺激に思います。


> 一方yoshii9は拾った音すべて平等に復元する傾向なので、

この事が拾った音を≒すべて(定位を)出せると言う証明ではないですか?

>相対的に環境音、間接音が多く聴こえるのでは?と思います。

  私が感じたその理由は
  以下は、 以前何処かにも記述しましたが
  Timedomein-miniを分解しそれを組み立てた時わかったのですがSPの固定のネジを締めてゆくと
  その音の特性が無指向からSPの前面に向かいその指向性が収束するのです。
  すなわちSPの固定方法にそのノウハウがある事がわかり その簡単な原理に驚いたのです。

  又あらためて自然の音の出方が電波と同じく球形で広がっている事に気が付きました。
  固定を浮かすと球形に音が拡散するのです。SPが上に向いているのに前面に感じるのはこの為です。

  普通のSPでは部屋の環境に左右され音が痩せたりしますがこれは屋外に出しても痩せずに再生可能
  です。これは楽器を屋外で演奏しても同じだと言う事と同じです。
  又遠くに離れて聴く方がその違いに気が付きます。それは音の位相の重なりがない為干渉が少なく
  遠くまで聴こえ特に高域・低域も同じ様に減衰し生に近いのです。不思議です。

  このことから生演奏の少なからずヒントがあるはずです。こんな効果に気が付かない事が
  不思議なんです。(無視している様にも感じたりします。)エンジニアの方どうですか?
  体験してみて下さい。(今までの概念を無視してとにかく聴いて下さい。)

  この原理の為Yoshii9ではSPを均一なゲルで固定とする為上向きにSPを置きそれをアンカーで固定すると

  言う機能から出たデザインがあの形です。又回折を避ける為にも振動を利用しないように丈夫なパイプ

  にゲルで浮かし内圧はその中で 車のマフラーの様に消音として作用している様です。

  (それ以来車のSPも固定を外し現在低域を上げ聴いていますが音の広がりは類似しています。)
  
  ここに生演奏再生のヒントがある様に感じるのです。でもこの事がどの記事にも取り上げられてい  

  ないこの事が不思議でならないのです。この事に生演奏再生のヒントがある様に感じるのにです。

  この音の拡散が同じSPを使っても固定した物と固定しない物とは大違いなんです。
  一度 試されたらと思います。(但しフラットなAmpで) 
  
   高校の時10cmのSP買ってすぐに聞きたいので自分の足の膝を曲げた間にSPを入れ鳴らしたその時

  の音だったのですこの時 小さなSPでもクリアーな音が出ました。今から考えるとこれがその原理だっ

  た様です。


> 由井先生に上記のHow(何故)の解明に挑戦して欲しいです。

  由井さんは今までの理論の実証として「理論うんぬん」よりも実際聴いて頂いての検証を生演奏
 を交えて実感し感動をしてもらう方がそれが一目瞭然との事と思います。
  (難しい理論を言っても仕方が無いと、)

 これをまずやり いずれ本を書くと言っておられます。

 それは以前のAUDIOと言う概念を越えた装置で純粋に「音楽の楽しみ」をストレートに感じて欲しい
 し今まで音楽に関心のなかつた人にもその楽しみを知って欲しいとの事です。

 何回も書きますが小編成の曲には最高のSPだと思います。音を聴く装置ではなく長時間聴いていてもなん

 ら苦痛ではありません。
 又いつも店などで流れているBGMを聞きながらその中で仕事をしている人を気の毒に思っています。
 この事の弊害が実はストレスの一因となっている様にも思います。

 このSPにすれば随分解消されるでしょう。又駅などのSPをこの方式にすることでエコーがなくなり
 聞き取りやすく少ないSPで遠くまで拡声する事が可能です。


>「技術」は目先のビジネスと結託するよりは、今後科学と協力してもっと完成度を
上げない限り、このままでは人間を惑わす「害」を与え続ける危険が一杯です。ポイ
ントは我々ユーザの質の向上と正しい批判力に期待するしか無いのでは? 

>「最新!」は「最善」とは全く別の範疇ですから。 
 
  正にそうですね。
 我々素人にはその感じた感動を「無償の口コミで」でより多くの人に伝える事でしか
 それに応える事が出来ません。それが又誰でも出来る事が現在の革命の所以です。

 書物メディアはすべて正しいとは限らないのではと思います。
 (すべての事にそれなりのすり込みが含まれています。)
 それに比べ我々の無償の口コミには何のすり込みも含まれていません。
 ただその感性が個々に違うのであくまでも参考にです。

  それはその様な「考え方もあるんだと言う」一つの可能性の証明ではないかと。

  これから情報の氾濫する現在どれを選択するかは すべて自分の判断です。
  自分が良いと感じればそれが最高でそれで楽しければそれで十分なんですが。

  ただ音楽ソースのコピーはイケマセンこれは自分で自分の首を絞めているからです。
  コンテンツホルダーである音楽業界はやりたくてもこの為NETでの配信に踏み込めません。
  これがNETで配信されれば双方にはよい事なんですが。

  生意気なゴタクを並べてすみません。

  ご意見ありましたら是非宜しくお願いします。
[1230] オーデイオ技術者の奮起を! TDMA メール レス 削除
2003/9/18 14:23
yeg、tkz、松下様掘り下げたご意見感謝します。 
>現在の技術ではまだまだ新しい原理の(点音源の?)スピーカが実現してません
が。
ここが一番遅れている分野なのでしょうね?  尤も個人的には、源音源がピアノやパイプオルガンの様に大きな面状?の場
合にも、果たして擬似点音源を理想とすべきかは疑問を持って居ります。複雑な三次
元音場解析を簡単化する目的で点音源を持ち出すのは手法としては賛成ですが。

 >これら電気回路のあらゆる歪などよりも 入力及び出力の空気振動の変換ひずみ
が桁外れに大きい が為自然の音が出せないのではないか?と感じます。

確かに同感です!その通りだと思います。
ただ私の頭の隅にある心配は、人間(を含めて動物?)は音場の周囲環境に非常に柔軟な適応(順応)が出来るようで、この適応フィルタを通して、音源の質と群遅延の差異を極めて鋭敏に識別すると言われています。つまり一体何モノがこちらに向かって来るのか?をリアルタイムに峻別するコトが種の維持に必須だからでしょう。
従って、空気振動とかの周囲音場に過度に拘ったり弄ったりするのは、折角自然に備
わったこの高度な聴覚メカニズムと相矛盾し、却って人間の感覚を惑わして違和感を生んでしまうのでは?と想像します。 人間はこの補正を通ったアトで(重要な)、音源の内容、質を判断するのですが、この段階では、(擬似)音源たる
(SP)から出る音質、歪を厳密に分析するのだと考えています。  従って、5.1chなども、適当にDSPなぞで遅延など弄って「らしい」音を出すコト自体は簡単ですが、デ
モ効果は別として、上記の自然な能力発揮に邪魔に成らないようにするのは簡単では
無いと思います。

 >基本的ななぜそうなるのかと言う原理に至ってはまだまだ分からない!!
プロ達ももうお手上げなんでしょうねーー。でもチョットお手上げは早すぎるのでは?
実は粘性を有する流体の三次元解析は、10年前からクルマボデイの開発には実用さ
れていますし、例の潜水艦のスクリュー表面水泡から発する音波を殺す制御もとっくに実用?され、技術の実績は十分ですから、この様な解析はスーパーコンで本気に遣れば(多少費用は掛かっても)可能な筈です。ただ、この結果を人間の耳がどう聴くかという聴覚モデルが未踏
なんでしょうね?
これから先は 立花隆の先端科学の領域なのかも?  それより手近な工夫で実験して見る方が、ずっと安直で、今流の「費用対効果」が高い!のでしょうね。 
但し、そんな小手先の改善だけでは この「何故?」は永久に判らず
じまいです。 別に何でもビッグサイエンス化するのが良いとは限りませんがーー。

>この不況時どうしても とにかく早く結果を出さないとの事での現在がありーー
ここまでのオーディオ不況ならば、却って抜本的な改革が遣り易いのも事
実では? しかし皆様ビジネス指向が強すぎて、遣る気が湧かない?のでは仕
方が無いでしょうが、お手軽小手先「クオリア?」では納得できないのも事実。


 >でもこの測定器(耳)はもろく影響を受けやすく当然個人で異なりますが。
日本の乳児は、親の日本語を必死に拾ってるウチに、2.3年で、高周波(高調波:
子音)は聞えなくなるそうで、非常に順応性があります。
我々のロバの耳を集めただけでは期待薄ですね。  大いにオ−ディオ知らずの純音
楽家の訓練済みの耳を利用したいものです!


>Yoshii9を聴いていて現在のイコライジングされていないAmpで有りさえすればかな
りの所までーー、
私もそう思います。少なくとも源音源が点音源なら、環境も含めて再現してる訳です
から。

しかし、実際の聴感覚では、随分違うようにも聴こえました。  
私の勝手な解釈では、我々が(特に)演奏を聴く場合は、目的の音に集中しているので、あまり周辺の環境音は聞こえません(セミの声に集中すれば別でしょう
がーー)。 一方yoshii9は拾った音すべて平等に復元する傾向なので、相対的に環
境音、間接音が多く聴こえるのでは?と思います。 演奏家は、自分の出すナマ音よ
り?案外周囲音に方を気にしますから、yoshii9の音は彼等の感覚に合うのかも知れませ
ん。  自分で音を出さない指揮者にとってどうか?が意外にポイントかも知れませんね。
  私には、響きの良いホールの安い後方席での感じからどうも抜け出せませんでしたが、皆さんは如何でしたか?。


 >(又ライブ録音と銘打った加工のしたCDでは定位がおかしく更に違和感がありま
す。)

デジタルミキシングしたCDなどには「Yoshii9」は手強い、良い意味で「天敵」ですね(笑?   
現状技術での「最新!」は「最善」とは全く別の範疇ですから。
 
> 「ここには少なくても生演奏再生のヒントあります。」
と言っている様に感じるのですが。

まさにその通りですね!
個人的には、例えば由井先生に上記のHow(何故)の解明に挑戦して欲しいです。 個別の
十分条件をいち早く見つけるのも大事なことなんでしょうけれど。

>みなさん私の目の前のモヤモヤを吹き飛ばして下さい。ご感想をお願いします。
私なんぞ、目の前真っ暗、耳はもやもやと耳鳴りの連続です。 
 「技術」は目先のビジネスと結託するよりは、今後科学と協力してもっと完成度を
上げない限り、このままでは人間を惑わす「害」を与え続ける危険が一杯です。ポイ
ントは我々ユーザの質の向上と正しい批判力に期待するしか無いのでは?  
ーーーー。これは私の反省でもありますが。

つまらないホンネ?をゴチャゴチャ書いて仕舞って冷や汗タラリです。
[1229] 稀な体験でした。 TDMA メール レス 削除
2003/9/16 14:01
連休の間に、芸術の秋を託って一風変わった体験をしました。
その一は、秋の上野芸大祭に闖入し、奏楽堂で学生の作品発表です。  ここは建物は古いが非常に響きが良く、学生の楽器も、スタンウエイもとても良い音がしていました。 
その二は、近くの旧区役所を大改装した小さなホールに、何とあのブタペスト弦楽四重奏が来て、ラズモフスキー他を演奏。 運良く最後の2席はなんと最前列中央でした。  世界の超一流演奏家を、文字通り眼前で聴けたのは、それこそ一生に一度のこの上ない幸運でした。

実は始め池袋(イケオン試聴)と秋葉で最新のアバンギャルドSP等を試聴しようと張り切って出掛けたのですが、これらの体験後は両方とも3分も我慢が出来ず、逃げる如く退出して仕舞いました。いつもは1時間近く留まっていろいろCD掛けて居た筈なのにーー。
これら両方の体験は、予想したとは言え、私には想像以上にインパクトの強いものでした。  気の短い方なら、自分のオーディオ装置を即刻叩き売ってしまったかも知れません。
まあしかし、それでは余りに短絡思考。  少しこの経験を自分なりに一抹の主観を交えて述べてみます。

以前、これも偶然に墨田トリフォニーHでパユ(Fl)四重奏団を聴き、素直な良い響きに感激したのを思い出しました。 この時は席がかなり後ろだったコトもあり、その少し前に聴いたYoshii9の素直な広がりを伴った良い響きを思い出しました。 墨田はとても間接音が美しいホールでした。 
 
トコロが今回の経験では、基本的には同じ筈ですが、同じ「良い音」でもかなりニュアンスが違うと感じました。 奏楽堂の響きは、周りの蝉の声と混じっていたものの、ただ美しいだけでなくハッとする生々しさを感じさせます。 そこで演奏するものの裸の姿を生き生きと表現しますが、決して下品な生々しさではなく、「みずみずしさ!」と表現すべきなのでしょうか?  こんな良い音を毎日聴いたり出したりして居れば、たとえ音源が粗末なラジカセでも、十分良質な想像力がカバーしてくれるんでしょうね!   隣の学生に「良い音ですね?」と聞いてみたら「−???、ハァ?エエ!」とあまりに当たり前で意識してない様子でした。
学生の新作なので、始めと終わりに弓の背とFlに息を掛けるだけ?の長いフレーズがあり、これはツイータが必要でラジカセでは始まりも終わりも判らないでしょうから、先入観の効かない作品では彼らの想像力も限界が在るとは思います。(これは余計なこじつけです!)

ブタペストはそれはもう「別格!」。この上ない美音が飛び交う夢心地に、突如、研ぎ澄まされた音の切先が眼前に舞うかと思えば、突如静寂が襲います。巨大な蝶群の乱舞の真っ只中に放り込まれた如く、目くるめく心地よい変幻自在な音のダイナミクスは、凄いの一言。でも決して聴覚を刺激するものではありません。  と言って、(安全な?)距離から、余裕を持って眺める「一幅の名画」とは全く異なるものです。  弾き手の高揚感が、音に乗り移り、踏ん張る足の緊張までが伝わって来ます。  普段は地味目のビオラが大活躍で汗一杯だったのも印象的でした。 これを聴いてしまっては、もう打つ手無しで、帰ってどうしてもオーディオのSWを入れる気がしません。

皆さんの仰るように、このレベルは既成の製品や概念を多少異なる観点で弄くった程度では到底届かず、根本から発想を変えなければダメな気がして来ました。
今のオーディオは高級拡声器文化の袋小路から何時抜けられるんでしょうか?
冷静に戻って(しまったら?)、また書き込みしてみましょう。
[1228] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」について・・・御礼 yeg メール レス 削除
2003/9/13 11:06
皆さん。いろいろな角度から御検討くださいまして 大変ありがとうございます。取り急ぎ、御礼申し上げます。
出張やらで、しばらくの間『試聴屋』掲示板から御無沙汰していたもので、驚いています。
大変勉強になりました。

私は生の演奏を聞いても中々芸術を享受出来ない鈍い感性の持ち主です。
しかしながら、何も考えずにぼんやりと、レコードやCDを聞いていた所、私の所へ演奏者が訪れ、凄いというか、ともかくすざましい演奏を聞かせてくれたような体験をしたことがありました。
これは、自分がかなり無我のような状況でしたが、このような状況にならなくてもこのような感動を与えてくれる音楽再生システムを、メーカーさんに適度な価格で作って欲しいと思っていました。

また、生演奏に近い音を引き出す究極の「高品位音楽再生システム」というのは発見されているかどうかは別として「必ず科学的根拠が存在しているはずである」と私も思っています。

そんな時、北陸先端大の宮原教授の記事をネットで見つけましたので、何かのキッカケになれば良いなあと思い掲示板に乗せさせていただきましたが、このように多数の方が意見を出してくださり感謝しています。
[1227] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」についてSP 松下 メール レス 削除
2003/9/13 09:20
横槍失礼します。なかなか興味深い記事ですね。

> これら電気回路のあらゆる歪などよりも 入力及び出力の空気振動の変換ひずみが桁外れに大きい が為自然の音が出せないのではないか?と感じます。
>
>>これは、難しい問題です。
>>実は、空気をダイレクトに駆動するスピーカーも共同開発中ですが、振動板が無くても空気の質量と弾性はどうしようもないようです。
>>しかし、ダイヤモンドのように硬い音を出す事ができます。
>>このスピーカーに大きな可能性を感じていますが、それでも、完璧ではないかもしれません。どうしようもないようです。
 新しい概念のスピーカは数は少ないみたいですが幾つか存在しております。
一昔に存在した「イオンスピーカ」や最近研究結果が報告されているのですが
米軍の兵器を応用した「空気の非線型性を利用し正面方向にのみ
音を放射するスピーカ」など、があるようです。後者は音圧が140dBだとかで、
怖くて買う気は起きませんが・・・一応海外では売られているようです。

>それよりも一見メリハリのある5.1chの開発をする方が勝負は早いとの事だと思います。
 ソフトウェア的なアプローチですが、ステレオダイポール技術を利用した
2chで5.1chの立体音響を演奏する技術もあります。どちらが良いかというのは
微妙ですね。

> これを良いと感じる様に駆動するには通常周波数特性をイジリとにかくフラットにすれば良いと言う呪縛
>から逃れられなく測定結果を元に作られて要るように思います。
>国産SPにはかならず電気的特性が書かれていました。
これについては個人的に「???」と思うところが御座います。
といいますのは、測定した場所、スピーカとマイクロフォンの角度
測定に用いたマイクの特性、さらには室温にまで特性は依存するからです。
これについては、聴覚情景分析などで議論されておりますが、
電機的特性は観測点の数センチの移動にさえロバストな特性ではありません。
しかしながら人間の聴覚は上記の変化に対し、固有の音色と捉えることは
無いでしょう。メーカーに書かれている電気的特性は理想条件(恐らく無響室)
での状況なので実環境で信頼できるデータでは無いと思います。

>その為周波数特性はなるほど良いのですが位相関係がむちゃくちゃとなりそれが聴いていて自然な音とは違う疲れる要因と感じます。
 これについては様々な仮説があるようです。人間の聴覚は数msの群遅延の
ずれにも敏感に反応し、機械合成音と自然の音の違和感が位相情報に
あることは報告されております。しかしながら、スピーカの音の位相情報は
何が理想的なのか、というのは現在わかっておりません。

> これがわかる素晴らしい測定器がみんなに備わっています。でもこの測定器は
>もろく影響を受けやすく当然個人で異なりますが。
やはり聴覚は素晴らしい特性を有しております。しかしながら、
環境の変化には強いのですが、仰る通り主観など心理的側面に酷く脆い
ですね。

>その辺はどうでしょうか?ご意見を賜れれば幸いです。
私のほうではソフトウェア的なアプローチでスピーカ特性と
聴覚を融合させる研究を行っております。先ほど申しました、電気的特性と
人間の聴覚の矛盾を説明できる理論が確立されれば、人間か環境で捕らえている
スピーカの不変項が得られるのでは無いかと考えております。
また、この特性を効率的に測定できれば、ディジタル信号処理による
音の加工も(例えばスピーカ補償システム)画期的に進歩するでしょう。

>>この回答の一つとして、現在開発中の32面体エンクロジャーがあります。
>球形に近いエンクロジャーは、時間的な悪さが少なく、非常にリアルな音を出してくれます。
>この間、東京からミュージシャンの方がYoshii9を持参されたのですが、32面体スピーカーからの音には驚
>かれたようでした。
やはり、このようなハードウェア的なアプローチがまずは重要ですよね。
32面体エンクロージャには非常に興味があります。他にもスピーカの
振動版に意図的に凹凸を加え、ピストン振動を行わないように加工した
スピーカというものも御座いました。このスピーカの電気的特性は
一見ばらばらなのですが、ある空間を離散的に測定し、全体的な特性を
見てみるとかなりフラットになっております。私はこの音を体験した
わけでは無いので主観評価は不明ですが、面白い結果になるのではないか
と思います。
 結局スピーカの音を聴くのは人間なので、完全な生演奏の再現は不可能と
割り切って人間が生演奏に聞こえる錯覚を起こさせる、というのも
邪道ではありますが、ありだと考えてしまいます。

長文、横槍失礼しました。様々な角度からの議論が聞けて興味深かったです。
[1226] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」についてSP tkz メール レス 削除
2003/9/13 03:36
TDMA・永井さん ありがとうございます。

以下 同じ事で申し訳ありませんが (自分なりに感じるのですが)

 現在の技術ではまだまだ新しい原理の(点音源の?)スピーカが実現してませんが

 これら電気回路のあらゆる歪などよりも 入力及び出力の空気振動の変換ひずみが桁外れに大きい が為自然の音が出せないのではないか?と感じます。

>これは、難しい問題です。
>実は、空気をダイレクトに駆動するスピーカーも共同開発中ですが、振動板が無くても空気の質量と弾性はどうしようもないようです。
>しかし、ダイヤモンドのように硬い音を出す事ができます。
>このスピーカーに大きな可能性を感じていますが、それでも、完璧ではないかもしれません。どうしようもないようです。
>しかし、ダイヤモンドのように硬い音を出す事ができます。
>このスピーカーに大きな可能性を感じていますが、それでも、完璧ではないかもしれません。



■ やはり新しいSPを開発されておられるのですね(HPのSPですね) 

 現在の不況時どこもたかがSPと思われる、しかし実はトンでもなく難しい粘性のある流体質量を駆動する

と言う問題を真剣に開発している所は無いのではと感じていました。我々素人は非常に楽しみにしています。

 現在かなりの所まで技術が進んだ事もありますが 基本的ななぜそうなるのかと言う原理に至ってはまだまだ分からないで それは多分

こうなるので結果こうすれば良いとのまず直感の想像から仮説を立てあらゆる実験検証を重ね更なる結果か

らその想像力を駆使しこうすれば結果こうなると言う事が まだ わかりだした段階で

 この仕組みの原理が解明されればおのずと希望の物が作れると言う事だと思いますが。
この基本的な事がまだわからない為に作れないのではと、、、その為まだまだこれからだと感じています。

その為の基礎研究が重要なんですが、この不況時どうしても とにかく早く結果を出さないとの事での現在があり 事SPに関して言えば今更あえて難しい問題に取り組む余裕がないと言う事ですか?

それよりも一見メリハリのある5.1chの開発をする方が勝負は早いとの事だと思います。
中立のNHKでも?そうです。いずれ点音源2chに又戻る様に思いますが。

要するに現在の技術では到底作れないとの事でSPを固定した箱型のSPでは(これが当然と言う理由で)
でも(約100年前の非常に簡単な原理で、ここまで でもかなりの音が出る事に自分でも驚きますが。)

 これを良いと感じる様に駆動するには通常周波数特性をイジリとにかくフラットにすれば良いと言う呪縛
から逃れられなく測定結果を元に作られて要るように思います。この測定は実は極端な側面から見たデータ

でSPの開発は最終耳で聞いてチューニングされていると思います。昔はこれさえもされていなかったのでは?
国産SPにはかならず電気的特性が書かれていました。

(ことにAMPは「何も足さない 引かない」その必要が無いと言うのがよくわかりました。)

その為周波数特性はなるほど良いのですが位相関係がむちゃくちゃとなりそれが聴いていて自然な音とは違う疲れる要因と感じます。

 これがわかる素晴らしい測定器がみんなに備わっています。でもこの測定器は
もろく影響を受けやすく当然個人で異なりますが。

 その為自分が良いと思えばそれが最高で それで十分なんですが。

自分としてもこの感じ方で良いのかの不安があり色々な人にお聞きしたいのです。

Yoshii9に出会ってから今までの考えがおかしいのではないのかと確信的なヒントを頂いた様に感じたのです。

それは
現在それが作れないので わかっているけれどもイコライジングしないと良いと感じる物が作れない
から! しかたなしに時間関係が崩れても(犠牲にしても)一見メリハリのある音の方がインパクトを感じる音作りとなっているのではと思います。その様に感じるのですが!

何回も書きますが このYoshii9を聴いていて入力と出力さえ。この中特に出力さえ理想のSPが出来れば
現在のイコライジングされていないAmpで有りさえすればかなりの所まで再生できるのではと感じますが

前にも書いた様に思うのですが位相関係が顕著に現れるのは Yoshii9で現在の楽器を分けてミキシング録音

したCDの音はこの位相のばらばらが顕著に現れ非常に違和感があります。しかし一般的に最新のデジタル録音は現在最高の技術を駆使して作られているので、このSPは悪いと誤解を受けるところです。
 (又ライブ録音と銘打った加工のしたCDでは定位がおかしく更に違和感があります。)

 実はそんな事ではなく録音の状態までもわかるくらいこのSPは位相関係を正確に再生しているのでは
と感じるのです。よく言われるこれが正に実は100%収録されている音源を再生しているからこそ
「音がおかしい」となるのではと思うのですが。

 なぜ放送局及び録音のモニタとして使わないのか不思議です。なぜですか?

理由は加工する録音が現在あたりまえとなりすべてが効率を考えた(例えばトリオの演奏でも録音時別の時間に録音し後でミキシングしていると言う事)現在これがあたりまえとすでになっているので
こんなCDをモニタすれば聴いていられないから なのかもしれませんが。

 録音状態の確認には最適と思うのですが。(実は音の定位を正確に再生)

 昔の録音技術のあまりない時代のレコードがCDに劣らない音で再生できる事もそれを証明している
のではと感じます。(アイワの9000円のレコードプレアーでも不思議と良い音で再生出来るのが不思議です。)
この事から今までの技術はなんだったの? と感じざるを得ないのです。

 タイムドメインのSPではどうしても 分割振動ならびに過渡特性を上げる為にあえて小型のSPを使用して

いる為に小編成の演奏しか表現が苦しいですが 「ここには少なくても生演奏再生のヒントあります。」
と言っている様に感じるのですが。


その辺はどうでしょうか?ご意見を賜れれば幸いです。


>この回答の一つとして、現在開発中の32面体エンクロジャーがあります。
球形に近いエンクロジャーは、時間的な悪さが少なく、非常にリアルな音を出してくれます。
この間、東京からミュージシャンの方がYoshii9を持参されたのですが、32面体スピーカーからの音には驚

かれたようでした。



 このSPの固定方法及び32個の分割振動の位相処理・内面の負圧処理はどのようにされているのですか?
よろしければお教え下さい。

>アンプの方も、動作点の完全な固定化や電源の見直しなどによって、まだまだよくなるとは思いますが、

>疑問なのは、世の中でどれくらいの人がそれを求めるかです。
この辺が、どんなものか、最近は悩んでいるところです。

 
   やはりジッタなど位相を乱す電気的特性よりも質量のある流体の物理現象の制御の方がはるかに大きいと思うのですが。

 やはり現在それが作る事の出来ないトランスジュサーではしかたないのですかね、、?

 こんな事は当然昔からすでにわかっていた事なんでしょうね、、、

100年前の原理にもレコードにもあらためて不思議を感じないではいられません。
それは電気制御よりもやはり単純な機械物の方がより不思議です。

生演奏を多く聴き感性を磨く方がその内面を感じる事が出来実はたいした装置は必要ないのかもしれません
でも現実は到底不可能でやはり ここはメーカさんに頑張ってもらわないと我々凡人にはこれに縋るしか
方法がありません。 永井さん宜しくお願いします。

みなさん私の目の前のモヤモヤを吹き飛ばして下さい。ご感想をお願いします。
長くなり申し訳ありません。
[1225] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」についてSP 永井 メール レス 削除
2003/9/12 16:01
こんにちは、永井です。 
>
> あれから快調に5511Kは稼動しています。ありがとうございました。
>
それは良かったです、安心しました。

>以下 自分なりに感じるのですが
>現在の技術ではまだまだ新しい原理の(点音源の?)スピーカが実現してませんが
>
> これら電気回路のあらゆる歪などよりも 入力及び出力の空気振動の変換ひずみが桁外れに大きい が為自然の音が出せないのではないか?と感じます。
>
これは、難しい問題です。
実は、空気をダイレクトに駆動するスピーカーも共同開発中ですが、振動板が無くても空気の質量と弾性はどうしようもないようです。
しかし、ダイヤモンドのように硬い音を出す事ができます。
このスピーカーに大きな可能性を感じていますが、それでも、完璧ではないかもしれません。

> このトランジュウ−サーが出来ないが為に仕方なくAmpの方でイコライジングしメーカの音色を色付けをし他との差別化をしている様に思われるのですが?
>(この為AmpとSPの相性が出来 又ここにその個人の好みの音色もありその組み合わせが出来る事がAUDIOの楽しみとなつている様にも思います。)
>
> 以前永井さんのおっしゃられていたAmp作りに試聴はしないで設計しているとあり
>その時はなぜ と思いましたがその意味がようやくわかりました。
>Ampで加工する必要はない 入力をそのまま出せば良いだけ。
>
そうですね、ですから、アンプの設計においては、あんまり音を聴かないほうが無難かもしれません。
特に、自分で録音していない音源では、下手すると判断を間違う事があります。

> それを 今まで
>タイムドメインのYoshii9を(5511Kで鳴らし)聴いていてその事がなんか分かつた様に感じるのです。
>
> 昔のレコードがすこし驚きの演奏として聴く事が出来たりします。
>これは多分入力マイクの振動板質量が小さが為加速度が大きいので過渡特性も高く
>歪みがすくなくなり現在でもこのレコードに刻まれた振動が綺麗に再生できるのでは
>と感じます。だから出力のSPさえ過渡特性の高い物が出来れば この入力が現在のままでもかなりの生演奏が出来るのではと思います。
>
> このYoshii9はなるほど どの演奏もパーフェクトと行きませんが特に音声・弦楽器・ピアノなど ソロ演奏では歪みの少ない生演奏に近い演奏が聴けます。
>
>又音の出方がモノラルレコードがモノラルとして聴こえないし生演奏再生の
>
> その為のヒントをYoshii9は奏でている様に感じるのですが。
>
> この不況のおりメーカもたかがSPにその開発の熱意も見えてきませんが
>電気信号の加工よりも更にそれだけ難しいことだと感じます。
>
>このごろこの事が分かった様に思えてなりません。(すみません かってにそう感じるのです)
>
>いかがでしょうか。ご意見など賜れれば幸いです。
>
この回答の一つとして、現在開発中の32面体エンクロジャーがあります。
球形に近いエンクロジャーは、時間的な悪さが少なく、非常にリアルな音を出してくれます。
この間、東京からミュージシャンの方がYoshii9を持参されたのですが、32面体スピーカーからの音には驚かれたようでした。

アンプの方も、動作点の完全な固定化や電源の見直しなどによって、まだまだよくなるとは思いますが、疑問なのは、世の中でどれくらいの人がそれを求めるかです。
この辺が、どんなものか、最近は悩んでいるところです。
[1224] Re: ここです! TDMA メール レス 削除
2003/9/12 14:50
レス有難う御座います。  

私のメールで、定義せずに「ソフト」と書いてしまったので、少し行き違ったようでスミマセン。 私の書いたソフトとは、テクノロジの範囲でハードと密着或いは補填する例えばDSPに類するものの積もりで、そこで勝手なコトをするととんでもない結果を引き起こすとの意味で使いました。 tkzさんのおっしゃる、サラウンド(5.1,dts)処理もその判り易い例でしょう。 一般の広義のソフトに関する話題は、基本的に同感ですが、ここの主題では無さそう?なので遠慮しときます。

とは言え、一部を除いて「音楽家」(特にクラシックの真面目系、機器と持ちつ持たれつのミュージシャン系は別!)は、ホンネではオーデイオなぞ眼中に無いみたいです。 彼らから見れば、現在のハイエンド如きは、所詮ラジカセに毛の生えた位にしか思ってない?(モチロン表には言いませんがーー)らしく、そこには「本物」としてのプライドが厳然と存在するんでしょう。  
こうした音楽家が利害抜きで日参するようなリファレンスが実現すればそれこそ「超クオリア」オーディオになるんでしょうね。
[1223] Re: ここです! tkz メール レス 削除
2003/9/12 00:41
 早速ありがとうございます。拝見します。
でも素人が理解できるか わかりませんが、、、!
 
以下 勝手に感じた事を書いてみます。

>ソフトの介入については慎重さが必要で、意図的な色付けや加工が容易なだけに、

 まったくそのとうりで これがすべての事で行われている。と、、、
情報の氾濫している現在 でも何事も最終判断するのは自分です。

  
>ソース情報(音自体)が何も語らないのに、聞き手が勝手な想像を逞しくするのは、、、

  いや出来る所が、これら魂を感動させる事の出来るのがいわゆる芸術と言われる
   表現方法の成せる良さではないかと感じます。
   (波長が合えば文句なしに至高体験可能。)

   絵画で分かりやすく表現すると写実的な物よりも抽象的な方が見る人により感じ方が広がり
  それだけ感性に幅が出来それが より感性を磨く事につながる。
  (単純な事の方が実は奥が深いと感じます。)

  音楽でもレコードのA面よりもB面の方がより味がある物が多く長く楽しめる様に感じます。
  (A面は始め魅力的で楽しめますがすぐに飽きが来るように思います。)

要するに始め理解できなくても繰り返す事で感性はより磨かれ感性は無限ではないかと?
  と感じます。最近この繰り返しをしないですぐに派手な物に触手を伸ばす 雰囲気が多い
  ようにも感じます。この為その内面を感じる所まで行かず。味わいを知らないまま捨てて
  しまう為 純粋に音楽を楽しむ人が少なくなっているようにも感じるのです。
  これを残念に思うのですが。(ホンと大きなお世話なんですが。)
 
>一方、音楽家が、たとえSPやラジカセでも十分に芸術を享受?出来るのは 脳が基本的な訓練を受けているんでしょうかね。

  多分それは感性のなせる業で表面の音よりも内面を感じられるからだと思います。
  これが出来れば実は何も必要ないのかもしれません。
  (いわゆるAUDIOファイルの人には理解できない事なのかもしれません。)

  だから普通の人には生の演奏が聴けない環境ですので「ここはメーカにより生に近い再生装置」
  で その純粋な音を聴きその感性を磨いて欲しいと思うのです。
 
 そこで現在のあらゆる技術を疑い純粋に追求されている由井さん永井さんには敬服します。
 現在5.1chが持てはやされているように思いますが他に方法があるのではと感じます。
  ( 又も方向がズレて行く気がします。)

 どこも同じでは先が見えている様に感じます。想像力は無限です。
 何事もすべて想像から物事は始まり より楽しみも増える様に感じます。

 生意気な素人の勝手な たわごとで すみません。
[1222] Re: ここです! TDMA メール レス 削除
2003/9/11 17:43
宮原教授の研究紹介はここのようです。
ご経歴では、NHKから北陸先端大学院、映像と音声の両方にご興味があるご様子です。  http:// www.jaist.ac.jp/ ~miya/ HIQNET.html
ジャンルは Eetra high quality sound: Systemの開発と基礎理論研究 と在ります。  論文は、電子通信学会「応用音響」‘98年の技報EA-98の17、20等で資料があれば検索は簡単です。ざっと眺めた範囲では、時間軸の伸び縮み(おそらくJitter?)が、ソースの高度な感性情報を損なうコト。具体的には雰囲気感、空気感が失われると指摘しています。 理論的には、ジッタの許容度は、振幅の16ビットと同等の寄与と考えると、0.35ns以下が必要とのコトですが、ここでの実験は 当時のCDPのレベルで数百nsのジッタ付き?での評価なのですが、定性的には今でも通用します。 今では、ハイエンドDACは24ビットが普通ですから、この1/128で3ps以下のジッタ制御が望まれます。 但しこれは、DACの入力PINで保障が必要ですから、原発のXtalだけ選んでも、周辺回路の電源ノイズがあれば位相が振れてダメです。
尤も基準時計作るならこんなノイズは平均化されて問題には成りませんがーー。

「クオリア」はソニー研究員の提起にI社長が乗ったらしいのですが、目標とする方向は同じみたいです。  脳に与える情報を途中で損なわずにそのまま伝達しようと言うのだと理解してます。
ソフトの介入については慎重さが必要で、意図的な色付けや加工が容易なだけに、脳の別の部分(前頭葉)を刺激してしまうと、余計な?主観や感情を誘起して話が別の世界に飛んでってしまいそうです。 ソース情報(音自体)が何も語らないのに、聞き手が勝手な想像を逞しくするのは、別の趣味の世界の入り口かも知れませんね。
一方、音楽家が、たとえSPやラジカセでも十分に芸術を享受?出来るのは 脳が基本的な訓練を受けているんでしょうかね。(南、東京芸大:EA-98-23)

勝手なコトを書きまして申し訳在りません。 適当に解釈して頂いて少しでも参考になればウレシイですがーー。(尚これ以上の詳細は宮原教授に直接どうぞ!)
[1221] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」についての論文はどこ? tkz メール レス 削除
2003/9/11 00:29
>この間、偶然に北陸先端大の宮原教授の「深い感性のテクノロジー研究会が目指すもの」、またその理論にできるだけ沿うように作成した「高品位音楽再生システム」という記事をみつけました。


 すみません 非常に興味があり「高感度感性情報を伝達できる超高品質画像・音システムの実用化研究」の発表論文などはどのHPを検索すればたどり着けるのですか

いろいろ検索するのですが具体的な内容がなかなか見つける事が出来ません。

本来 北陸先端大の宮原教授さんに問い合わせるのが筋なんでしょうが。

宜しければお教え願いたいのですが。素人に理解できるか不安ですが。

yeg or TDMAさん始めまして参考になる話をありがとうございます。

「クオリア」ですか脳は今まで神秘の中に閉ざされていて まだまだどうしてもハードよりの研究が多いですが それでは説明が付かないまだ分からない事が沢山あり
やはりそれを解明するには新しい想像力が必要で でもこれを言うとオカルト的に
なりどうしても興味本位になる。でもこの想像力の感性がないとハードよりからだけではとうてい解明できないと生意気にも素人ながら感じます。

 この脳は不思議で ある旋律を聴くだけで悲しくなったり意識が高揚したり
なぜそうなるのか、、、と自分から意識を抜け 考えたりする事も出来ます。
たぶん生まれた時からの長い刺激の訓練の賜物なんでしょうね。

音楽は脳の栄養の様にも最近感じます。この忙しい現在を逃避するのでなく
ひと時の つかの間の至高感動体験を大勢の人に知って欲しい。
これからこの事が重要と感じます。だからメーカにアンチョコな装置開発でなく

こんな時だからこそ「本物を」そろそろ創って欲しいと願うのです。
[1220] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」についてSP TDMA メール レス 削除
2003/9/8 13:10
流石は音響学会の宮原先生のご指摘は鋭いですね。 私も同感です。
以前、dcsの米谷チーフとお話した際も、発音源の位相管理は非常に重要で、欧米はレーダ技術の応用を民間に公開していて、現代の高級オーディオ機器開発にこの技術は必須である。と強調されて居ました。人間(特に欧米の狩猟民族)は生命保持の必要から、ドップラ効果(音の位相の変化)を含む音に非常に過敏であり、音や画の立体感を重視する傾向が強く、一方農耕文化の長い日本では、平面的な美音をより好むそうです。
早速近所のネコで実験して見ましたが、確かに遠ざかる音には殆んど関心を示しませんでした。

実際の音波の位相管理は、部屋の環境に左右され非常に複雑ですね。点音源は変数を減らす意味で、その音源自体が歪まない範囲に限れば有効な手段と思います。
私のように、4way等で無駄な?努力を払っている(一応自覚はしてます)人間にはウラヤマシイ世界です。マルチアンプにしたトコロで、SP自体の歪とNWの電気的歪が少なくなるだけのコトですから。
4waySPの相互位相を、デジタル遅延で合わせ込む話をメーカが宣伝していますが、これも、デシメーション等デジフィルの重畳や、丸め誤差蓄積など原理的な問題が山積で、解には成りそうも在りません。 デジタルデバイダを通すと音が平面的に成ることは多くの経験者が語っていますが、位相情報が失われるので当然でしょう。

折角こうした研究が在るのですから、流行の「産学協同」で以って機器メーカが飛びついて呉れると善いのでしょうが?  S社の「クオーリア」なんかの絶好のテーマに成りそうに思えるのですがーー。  どうなんでしょうかね?
[1219] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」についてSP tkz メール レス 削除
2003/9/8 03:04
 永井様 

 あれから快調に5511Kは稼動しています。ありがとうございました。

以下 自分なりに感じるのですが
現在の技術ではまだまだ新しい原理の(点音源の?)スピーカが実現してませんが

 これら電気回路のあらゆる歪などよりも 入力及び出力の空気振動の変換ひずみが桁外れに大きい が為自然の音が出せないのではないか?と感じます。

 このトランジュウ−サーが出来ないが為に仕方なくAmpの方でイコライジングしメーカの音色を色付けをし他との差別化をしている様に思われるのですが?
(この為AmpとSPの相性が出来 又ここにその個人の好みの音色もありその組み合わせが出来る事がAUDIOの楽しみとなつている様にも思います。)

 以前永井さんのおっしゃられていたAmp作りに試聴はしないで設計しているとあり
その時はなぜ と思いましたがその意味がようやくわかりました。
Ampで加工する必要はない 入力をそのまま出せば良いだけ。

 それを 今まで
タイムドメインのYoshii9を(5511Kで鳴らし)聴いていてその事がなんか分かつた様に感じるのです。

 昔のレコードがすこし驚きの演奏として聴く事が出来たりします。
これは多分入力マイクの振動板質量が小さが為加速度が大きいので過渡特性も高く
歪みがすくなくなり現在でもこのレコードに刻まれた振動が綺麗に再生できるのでは
と感じます。だから出力のSPさえ過渡特性の高い物が出来れば この入力が現在のままでもかなりの生演奏が出来るのではと思います。

 このYoshii9はなるほど どの演奏もパーフェクトと行きませんが特に音声・弦楽器・ピアノなど ソロ演奏では歪みの少ない生演奏に近い演奏が聴けます。

又音の出方がモノラルレコードがモノラルとして聴こえないし生演奏再生の

 その為のヒントをYoshii9は奏でている様に感じるのですが。

 この不況のおりメーカもたかがSPにその開発の熱意も見えてきませんが
電気信号の加工よりも更にそれだけ難しいことだと感じます。

このごろこの事が分かった様に思えてなりません。(すみません かってにそう感じるのです)

いかがでしょうか。ご意見など賜れれば幸いです。



>>これは、SATRI回路のような無帰還回路でもアース点、電源等の変動から再生回路に時間ひずみが起きると思うのですが、いかがでしょうか。
>
>もちろん、そうです。
>ですから、SATRIアンプでは、基板のインピーダンスを低くするためにメッシュのグランドプレーンなどを使用しています。
>もちろん、それだけでは不完全です。
>コストに糸目をつけなければ、AMP−5501みたいに110ミクロンの銅箔にテフロン基板、アースは10mm厚さの銅版という事もできますが、コストに制約がある場合は、そうも出来ません。
>ハイエンド機には、物量投入をしますが、コストが限られている製品に対しては、回路的に動作点を固定したり、外乱の影響を受けにくくするとかの対策をしています。
[1218] Re: 「再生システムにおける時間ひずみ」について 永井 メール レス 削除
2003/8/24 23:08
こんばんは、永井です。

>この間、偶然に北陸先端大の宮原教授の「深い感性のテクノロジー研究会が目指すもの」、またその理論にできるだけ沿うように作成した「高品位音楽再生システム」という記事をみつけました。
>その中に「人間の耳は信じられないほど微妙なひずみを聞き分けている」と言う記事がありました。
>しかしながら、以前BPの永井氏の「SATRI誕生秘話」でも時間ひずみのことが書かれていることを思い出しました。
>これは、SATRI回路のような無帰還回路でもアース点、電源等の変動から再生回路に時間ひずみが起きると思うのですが、いかがでしょうか。

もちろん、そうです。
ですから、SATRIアンプでは、基板のインピーダンスを低くするためにメッシュのグランドプレーンなどを使用しています。
もちろん、それだけでは不完全です。
コストに糸目をつけなければ、AMP−5501みたいに110ミクロンの銅箔にテフロン基板、アースは10mm厚さの銅版という事もできますが、コストに制約がある場合は、そうも出来ません。
ハイエンド機には、物量投入をしますが、コストが限られている製品に対しては、回路的に動作点を固定したり、外乱の影響を受けにくくするとかの対策をしています。
[1217] 「再生システムにおける時間ひずみ」について yeg メール レス 削除
2003/8/24 20:09
この間、偶然に北陸先端大の宮原教授の「深い感性のテクノロジー研究会が目指すもの」、またその理論にできるだけ沿うように作成した「高品位音楽再生システム」という記事をみつけました。
その中に「人間の耳は信じられないほど微妙なひずみを聞き分けている」と言う記事がありました。
しかしながら、以前BPの永井氏の「SATRI誕生秘話」でも時間ひずみのことが書かれていることを思い出しました。
これは、SATRI回路のような無帰還回路でもアース点、電源等の変動から再生回路に時間ひずみが起きると思うのですが、いかがでしょうか。
[1216] Re: 旧5511の障害 永井 メール レス 削除
2003/8/16 20:22
こんばんは、永井です。
>>現在の基板には定電圧用のトランジスタは何が付いていますでしょうか?
>A1751-C3709です。
A1751はA1451の間違いだと思います。
お確かめください。
このトランジスタは、コレクタ損失30Wで放熱器に取り付けない場合は、3W以上はあるはずですから、通常は問題ないと思います。
これで、何度も壊れたという事は、なんらかの異常で、規定以上の電流が流れている事が考えられますので、弊社か試聴屋さんのほうにお送りください。
宜しくお願いします。
[1215] Re: 旧5511の障害 Yassie メール レス 削除
2003/8/14 23:08
>現在の基板には定電圧用のトランジスタは何が付いていますでしょうか?
A1751-C3709です。
[1214] Re: 旧5511の障害 試聴屋 メール レス 削除
2003/8/14 13:26
>その際、半導体規格表から検討するとコレクター損失が少し余裕がないようなので、その旨試聴屋さんに伝え、改善を要望しましたが、連絡はありませんでした。

メールが届いていれば必ずご返事しております。
何らかの理由でメールが届いていなかった可能性があります。
修理は対応できますので、手に負えない場合は
再度メールでご連絡下さい。
[1213] Re: 旧5511の障害 永井 メール レス 削除
2003/8/13 11:50
こんにちは、永井です。

>旧5511をキットで組み立て、愛用しています。
>2年前,基板障害。原因は,定電圧用トランジスターのショート。基板を購入し、取り替えました。
>その際、半導体規格表から検討するとコレクター損失が少し余裕がないようなので、その旨試聴屋さんに伝え、改善を要望しましたが、連絡はありませんでした。
>今回、同じように障害になり、その上、出力に6Vの直流が出,スピーカーまでおかしくなりました。この際、5511を見限るか、基板取替え、か思案しています。現在の基板は、不良個所が改善されているのか、教えてください。

現在の基板には定電圧用のトランジスタは何が付いていますでしょうか?
トランジスタのコレクタ損失は、ノーマル状態でしたら500mWくらいです。
初期の5511には1W損失のトランジスタを使いましたが、後期の製品には4Wのトランジスタを使っています。
ただし、V5.1などをつけた場合は、1Wのトランジスタでは発熱が多すぎるので、弊社で改造した分に付いては、4Wのトランジスタに交換してあります。
ノーマルのままで、電流が多いようであれば、弊社の方でチェックいたしますので、お送りください。
宜しくお願いします。
[1212] 旧5511の障害 Yassie メール レス 削除
2003/8/13 00:19
旧5511をキットで組み立て、愛用しています。
2年前,基板障害。原因は,定電圧用トランジスターのショート。基板を購入し、取り替えました。
その際、半導体規格表から検討するとコレクター損失が少し余裕がないようなので、その旨試聴屋さんに伝え、改善を要望しましたが、連絡はありませんでした。
今回、同じように障害になり、その上、出力に6Vの直流が出,スピーカーまでおかしくなりました。この際、5511を見限るか、基板取替え、か思案しています。現在の基板は、不良個所が改善されているのか、教えてください。
[1211] Re: AMP-5511の出力 永井 メール レス 削除
2003/8/3 09:58
こんにちは、永井です。

>旧AMP-5511の出力についてですが、
>出力は何Wだったでしょうか?
>
8オームで50Wですが、80W近く出ていたと思います。
[1210] AMP-5511の出力 tomohiro メール レス 削除
2003/8/3 00:24
旧AMP-5511の出力についてですが、
出力は何Wだったでしょうか?

よろしくお願いします。
[1209] HPを開きました。 永井 メール レス 削除
2003/7/11 19:19
こんにちは、バクーンプロダクツの永井です。

やっと、HPを作りました。
まだ、完全には出来ていませんが、技術情報など、新しく加筆してアップしました。
http:// www12.ocn.ne.jp/ ~bakoon/
もう少し、時間をかけて完成していきたいと思いますが、宜しかったら、訪問してみてください。
もし、お気づきの点がございましたら、メールをください。
宜しくお願いします。
[1208] フォノイコ Pett. メール レス 削除
2003/7/10 20:42
はじめまして。アナログ関係の質問です。

現在オルトフォン・コントラプンクト → オーディオクラフト・PE500MM/MC → マッキン・C41 でアナログを聴いていますが、ジャズ・トランペットをもっと太く鳴らしたいのです。

古いプリ(例:クレルAMP-3など)に変えて、フォノイコを使わないで鳴らしたらどうでしょう?

それとも、アナログ・オンリーのシステムなので(プリアンプをやめて)パッシブイコライザー(例:ローテルやステラボックスなど)+フォノイコにしたら太くなりますか?

よろしくお願いします。
[1207] Re: 旧5511の電源 永井 メール レス 削除
2003/6/24 18:29
こんにちは、永井です。
>
>質問は,新AMP-5511 MKII の前後段の電源分離に刺激されてのことですが,旧5511 を生かしてやりたいと思います。

5511MK2の電源分離は、音のためというよりも、旧5511では、SATRI−ICへの供給のための定電圧電源のトランジスタが発熱するので、その対策のためです。ここには定電圧電源があり、しかも、十分な電圧差があるので、SATRI−ICの電源変動は、電源分離しても大して変わらないと思います。

>しかし,各段を定電圧化するほどの技術力はありません。オリジナルは,一個のケミコンから,各段に供給しています。それで,ドライブ段と最終段のpower FET の電源インピーダンスはケミコンのインピーダンスそのものです。それで,大容量ケミコンを3個にして,各段に供給すれば,電源インピーダンスは同じですが,共通インピーダンスは減少し,各段のお互いの干渉に電源変動は激減するはずです。その程度なら実行できそうなので前回の質問になりました。プリント基板を切断し,各段に独立にケミコン(可能ならトランスも分けて)から供給することで効果はあるでしょうか。また,その程度のことでも発振することがあるでしょうか。
>
大型の大容量ケミコンを使われる場合は、そのインピーダンス特性、ESR、許容リップル電流をよく検討してください。同じ容量だと、小型の電解コンデンサを並列にした方が、はるかに、性能が良くなります。
それを踏まえての、電源分離だと効果があるでしょう。ただ、その検討も無しにやられた場合、効果があるとはいいがたいです。
それから、発振するかどうかは、回路だけではなく、配線技術や配置なども影響しますので、一概には言えません。
ただ、今まで、何台かのSATRI−ICを使って自作されたアンプが弊社に持ち込まれていますが、ほとんど例外なく、高周波の発振が見られました。
[1206] Re: 旧5511の電源 HIRO メール レス 削除
2003/6/23 19:04
返信有り難うございます。

質問は,新AMP-5511 MKII の前後段の電源分離に刺激されてのことですが,旧5511 を生かしてやりたいと思います。
しかし,各段を定電圧化するほどの技術力はありません。オリジナルは,一個のケミコンから,各段に供給しています。それで,ドライブ段と最終段のpower FET の電源インピーダンスはケミコンのインピーダンスそのものです。それで,大容量ケミコンを3個にして,各段に供給すれば,電源インピーダンスは同じですが,共通インピーダンスは減少し,各段のお互いの干渉に電源変動は激減するはずです。その程度なら実行できそうなので前回の質問になりました。プリント基板を切断し,各段に独立にケミコン(可能ならトランスも分けて)から供給することで効果はあるでしょうか。また,その程度のことでも発振することがあるでしょうか。

>一番良いのは、IC,ドライバー段,最終FET の3段にわけることです。
>SATRI回路の動作点の安定度は、一般のアンプに比べると非常に良いのですが、電源の変動には少なからず影響を受けてしまいます。
>ですから、予算に関係ないときは電源を分けてしまったほうがいいわけです。
>ただし、電源のインピーダンスが低くなくてはその良さが発揮しませんので、できれば、定電圧電源を入れたほうが良いと思います。
>ICとドライバー段は、分ける事に越した事はないです。
>オリジナルでは、ICの電源は定電圧電源を使って電圧を落としていますが、このトランジスタの発熱量が大きいので、別電源にしたほうが寿命も延びるでしょう。
>ただし、オリジナルのままでも、損失には、まだ、余裕がありますので、問題はありません。
>ただし、IC,ドライバー段どちらにも、定電圧電源を入れて電源インピーダンスを低くした方がいいと思います。
>出力段の電源電圧を低くしても良いと思いますが、出力段のドレイン電圧以上のドライブ電圧がかかりますので、出力段のFETの保護は考えた方がいいかもしれません。
>なお、電源の変更で、バイアスが変わる可能性がありますので、再調整をしてください。
>また、配線によっては高周波の発振を招きやすいので、100MHz以上の帯域のオシロスコープで、発振の有無を確認してください。
[1205] Re: 旧5511の電源 永井 メール レス 削除
2003/6/23 15:48
こんにちは、永井です。
>旧 AMP-5511 を有する者ですが,これの電源部を前段,出力段に分ける場合,IC とそれ以降,最終のFET とそれ以前,のいずれがベターでしょうか。また,IC,ドライバー段,最終FET の3段にわけることも可能でしょうか。その場合,パワーFET段の電圧のみは,50Vでなく36V位でもいいでしょうか。
>
一番良いのは、IC,ドライバー段,最終FET の3段にわけることです。
SATRI回路の動作点の安定度は、一般のアンプに比べると非常に良いのですが、電源の変動には少なからず影響を受けてしまいます。
ですから、予算に関係ないときは電源を分けてしまったほうがいいわけです。
ただし、電源のインピーダンスが低くなくてはその良さが発揮しませんので、できれば、定電圧電源を入れたほうが良いと思います。
ICとドライバー段は、分ける事に越した事はないです。
オリジナルでは、ICの電源は定電圧電源を使って電圧を落としていますが、このトランジスタの発熱量が大きいので、別電源にしたほうが寿命も延びるでしょう。
ただし、オリジナルのままでも、損失には、まだ、余裕がありますので、問題はありません。
ただし、IC,ドライバー段どちらにも、定電圧電源を入れて電源インピーダンスを低くした方がいいと思います。
出力段の電源電圧を低くしても良いと思いますが、出力段のドレイン電圧以上のドライブ電圧がかかりますので、出力段のFETの保護は考えた方がいいかもしれません。
なお、電源の変更で、バイアスが変わる可能性がありますので、再調整をしてください。
また、配線によっては高周波の発振を招きやすいので、100MHz以上の帯域のオシロスコープで、発振の有無を確認してください。
[1204] 旧5511の電源 HIRO メール レス 削除
2003/6/23 10:48
旧 AMP-5511 を有する者ですが,これの電源部を前段,出力段に分ける場合,IC とそれ以降,最終のFET とそれ以前,のいずれがベターでしょうか。また,IC,ドライバー段,最終FET の3段にわけることも可能でしょうか。その場合,パワーFET段の電圧のみは,50Vでなく36V位でもいいでしょうか。

以上,ご教示いただければ幸いです。
[1203] Re: アースの取り方 Nori メール レス 削除
2003/6/22 06:24
試聴屋様,重ね重ねありがとうございました.ようやく時間が取れたので,
アース無しの状態から,パワーアンプとCDP,LR各スピーカユニットをアースしました.
(音量はプリを使わず,パワーアンプに付いているのInputボリュームで代用しています.)

さて,アースして,電源投入後1時間程度の状態で聴いてみましたので報告します.
ソースはクラシック,室内音楽,女性ヴォーカルです.
アースの結果,以前より解像度が向上しているのがわかりました.聞こえなかった
低音が聞こえるようになった部分もありました.全体的に,わずかに腰が
下がったようにも感じられます.水平方向の定位については,今のところ
解像度ほどの効果がありません.左,右スピーカから,それぞれまとまって聞こえてきます.

電源を投入して聴き始めは直後は,音がかっちりした代わりにノイズも
増えたように感じられました.若干ヴォーカルのサ音も耳に付くようになった
気もしました.しかし,暫く聴いていくうちに伸びやかになってきたので,これは
多分アンプが暖まりきっていないためだったのでしょう.
数時間して聴くと,かなり音が澄んでいるという印象を受けました.
(相変わらずきちんと分かれてくれないのは少し残念でした.
これはプリがあると変わるのかな?)

以上,簡単ですが音の変化の報告です.以前よりは確実に改善することが
出来て満足です.試聴屋様,ありがとうございました.
[1202] Re: アースの取り方 試聴屋 メール レス 削除
2003/6/18 23:02
>>比較的効果が大きいのはスピーカーの金属フレームをアースに
>>落とす方法です。
>
>とのことですが,これはスピーカユニットのことですか?

ユニットのフレームの金属部分です。ネジなどがあればその周囲の
塗装を削り、そこから箱の外に出してアースに接続します。
[1201] タイムドメイン7月6日(日)東京吉祥寺にて試聴会 kaz メール レス 削除
2003/6/18 21:54
管理人様 はじめまして 宣伝させていただきます

なにかと話題のタイムドメインyoshii9の試聴会があります
みなさんのお気に入りCDを持参されると嬉しいです
気楽に遊びに来てください お待ちしてます!!!
7月6日(日)
東京都吉祥寺東町1丁目12−6
吉祥寺東コミュニティーセンター
pm15時より
お問い合わせ 090-9013-8568
中畑まで
[1200] Re: アースの取り方 Nori メール レス 削除
2003/6/18 11:15
視聴屋様,早速ありがとうございました.
現状は確かに定位も今ひとつといったところで,これはスピーカが
非常に古いためなのだろうと思ってあきらめていました.
洗濯機にアースを持って行くには,隣接した冷蔵庫や電子レンジの
裏を通さねばならず,ノイズ的に前途多難な予感ですが,
お話し頂いた方法でうまく改善されたら有り難いことです.
機材が重いのと腰が痛いのでなかなか決心が付きませんでしたが,
次の休日にでもがんばって試してみます.

ところで,

>比較的効果が大きいのはスピーカーの金属フレームをアースに
>落とす方法です。

とのことですが,これはスピーカユニットのことですか? 当方は
2wayですが,それぞれのユニットのフレームで,適当なところにアース線を
半田付けして,エンクロージャの外に出してくればよいと言うことでしょうか?
[1199] Re: アースの取り方 試聴屋 メール レス 削除
2003/6/17 16:59
アースはできるだけ取ったほうが良いです。
洗濯機のコンセントでもかまいません。
常時洗濯機を動かしているわけではないと思いますので、
アース棒を埋め込む方法でも良いです。

1つの機器だけではわかりにくいので、全部の機器に
アースするのが良いです。アース端子がない機器は
ケースの止めネジを利用してアース線を固定すると良いです。

ノイズの多い環境ではハムやノイズが入ることがありますので、
実際にやってみて問題が起きるかどうか確認してみて下さい。

アースの効果がうまく出ると定位がきっちり出るようになります。
比較的効果が大きいのはスピーカーの金属フレームをアースに
落とす方法です。
[1198] アースの取り方 Nori メール レス 削除
2003/6/15 15:26
初めまして,オーディオ初心者です.
分からないことがあって,皆さんのご意見を聞きたくカキコさせていただきました.

で,単刀直入に言うと,アースって取った方がいいの? ということです.
というのは,アパート住まいになりましてアースが取れるコンセントが
洗濯機用のものしかないので,これと一緒にするしか手段が無いのです.

何しろ洗濯機と一緒だし,アンプの設置場所からそこまでアースを引いていくと
部屋をまたいで多分10mくらいのものが必要になると思いますし,
却ってノイズを拾ってしまったりしないのかという疑問があるのです.

洗濯機と一緒であろうが,線の長さが10mであろうが,
とりあえずアースは取った方がいいのでしょうか?

#もう一つ.以前は一戸建てで,ホームセンターで買ってきた銅の棒を
地面にさしてそれにアース線をつないでいました.これは正しい方法でしょうか?
[1197] スピーカスタンドの作り方。 YAMA メール レス 削除
2003/6/11 10:15
DIY 感覚で安く仕上げられるスピーカースタンドを考えています。

現在は Diatone DS-700Z をフローリングの部屋で使っています。
現在は高さ3cmほどの金属三角錐で、三点支持しています。

低音を引き締め、床鳴りをなくしたいと思っています。
今考えているのはコンクリートブロックの下にゴム版を敷き、
ブロックとスピーカーの間は六角ナット+パチンコ玉で四点支持を
しようと考えています。

皆さんでしたらどうしますか?アドバイスをお待ちしています。
よろしくお願いします。
[1196] Re: PIN番号表示? Mr.TDMA メール レス 削除
2003/5/16 14:19
私の質問が曖昧で、申し訳在りませんでした。 完全に私の予想通りのご回答を頂き
安心致しました。  実は一個で正・逆が出るようだと、逆に相互位相が少し心配に成ったものでーー。  小ループでも避けた方が入力ノイズが少ないと理にかなったアドバイス頂き、永井様有難う御座いました。  これで、早速秋葉へ買いに行けます。

ちなみに、私はカーボンの?肉厚で低重心の音が好みなんですが、金皮との音の差はどんなものなのでしょうか? 同等以上なら、何も旧いのを捜す必要も無さそうなのでーー。 比較した情報をお持ちの方 教えて下さい。
[1195] Re: PIN番号表示? 永井 メール レス 削除
2003/5/16 11:12
今日は、永井です。
>
> 中身の回路も見てないで恐縮なのですが、10−3を繋ぐ「逆相」と、6,7を結ぶ「正相」との特性、出力規格等に差は在るのでしょうか? 回路構成そのものがコンプリメンタリ(対称)だとしたら、接続を変えても基本構成は変わらないでしょうから、特性も同一になるんでしょうが? 
>たとえば二個の正・逆を使ってBTLの駆動も簡単に出来ると思って宜しいですか?
>
エーっと、マニュアルを良くお読みください。
正相と逆相は内部接続はしてありません、ですから、SATRI-ICの出力は正相か逆相かいずれかの出力しか選べません。
BTLにするには、SATRI-IC2個を使います。
この辺は、SATRI-ICの回路マニュアルをよくご覧ください。

>それと、8と12、1と5は内部で繋がっているのですか? その場合各々+−電源に繋ぐと、何か問題が出るのでしょうか?  例えばノイズが増えるとか?
>
内部で接続されています。
どちらも電源に接続してかまいませんが、その場合、ループが構成されますので、場合によってはフラックスを拾って、ノイズが乗る可能性もあります。
[1194] Re: PIN番号表示? Mr.TDMA メール レス 削除
2003/5/16 11:02
>PIN番号が印刷してあるものは、その通りになっています。
有難う御座いました。 安心しました。

 中身の回路も見てないで恐縮なのですが、10−3を繋ぐ「逆相」と、6,7を結ぶ「正相」との特性、出力規格等に差は在るのでしょうか? 回路構成そのものがコンプリメンタリ(対称)だとしたら、接続を変えても基本構成は変わらないでしょうから、特性も同一になるんでしょうが? 
たとえば二個の正・逆を使ってBTLの駆動も簡単に出来ると思って宜しいですか?

それと、8と12、1と5は内部で繋がっているのですか? その場合各々+−電源に繋ぐと、何か問題が出るのでしょうか?  例えばノイズが増えるとか?

中身も知らずに、つまらない質問でスミマセンが 教えて下さい。

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