SATRI-ICを使用して自作DACを作ってしまった佐伯(さいき)さんの試聴室です。豪華な構成ですね。

　和室の6畳にカーペットを敷いてあります。正面には、厚みのあるグラスウールの吸音層と、反射板とを組み合わせてあります。角には、グラスウールを丸めて置いて定在波を軽減しています。 システムはすべてTAOCの音響ボードに乗せています。

トランスポート
CEC TL-1

　 これはトランスポートでCECの製品です。ベルトドライブが特徴ですが、RF部の部品交換、水晶発振回路の独立化、出力信号のリクロック＆高出力化など改造されていて、市販品とは多少異なっています。

D/Aコンバータ
DAC1(自作)

　PCM1702を用いたもので、マルチ電源、水晶を用いたPLLのVCXO化などがされていて、低ジッター動作を考慮しています。

I/Vコンバータ
SATRI IV(自作)

　SATRI回路を用いたもので、銅板にテフロンのスタッドを立てて配線しているのが特徴です。

ラインアンプ
(自作)

　ゲインのないアンバランス-バランス変換アンプで、V-FET 4パラによるDS位相反転回路+バッファアンプという回路構成です。バッファアンプは、Vceが常に一定に保たれ、動作点が固定された変形カスコード回路を用いています。

パワーアンプ
PASS ALEPH 0

　純A級シングルアンプで、ステレオアンプをBTL接続して使用しています。

　
スピーカー
Wilson Audio WITT

　ウィルソン・オーディオの製品で、重量が約100Kgあります。位相特性に優れ、現代的な音です。