AMP-5511K試聴記
愛媛の秋山ジョージ様より
私はAMP-5511のアンプ基板と放熱板を購入しました。今回、その仕上がりの参考のために完成品をお借りしたわけです。
SPはフォステクスの6N-FE208SSとT-925N(ツイータ)によるバックロードです。能率は100dB/mあり、AMP-5511には最適のSPの一つと思います。アンプの粗をよく出すので頭の痛い面もありましたが、AMP-5511は素晴らしいの一言です。
再生装置から出る音とは思えません。
実に多くの音が聞こえて、しかもそれぞれが緻密です。
ヘッドフォンの音に近似です。
これまで使った半導体アンプはそれらの音がきつく、使ってみた真空管アンプも、いずれも比較になりません。
6N-FE208SSのバックロードの能力をいかんなく発揮していると思います。このSPはこれまで聞いた多くの高額・大型SPを越える潜在能力を感じてはいましたが、それを実感することができました。とにかくボーカルがそこで歌っているように聞こえます。弦合奏も浮き出るように明瞭に聞こえてかつ金属的でありません。
一つ言うとすると、モノーラル電源として完成させようと思いました。そう感じさせるところが厳しく言うとあります。
有り難うございました。
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