●試聴記投稿要領 ●銅足 ●金メッキテフロン単線 熊本の藤本様 Tochey様
●DSIX1.0 |
PRE-7610試聴記 使用機器
感想 小型軽量級のプリPRE-7610から、試聴記に書かれているような音が出るんだろうかと半信半疑で結線し、機器のスイッチ入れたところ、全くと言って良いほど残留ノイズが出ません。 CDをセットして、音を出してみると、実にストレ-トな音が出て 驚きました。 録音の良いライブ盤では、各音源が ピンポイントで定位 し、音場が左右前後(特に奥行きが良くでる)に広がります。残留ノイズがない事もあり、 余韻がきれいです。 音の立ち上がりが早く、ダイナミックレンジが広く、MOSアンプ特有のゆるめの低域を適度に締めてくれるところから、パワ-アンプ2台を充分に駆動している事が解ります。 PRE-7610を聴いてみると、KRELL KRC3は音が前に定位し少々緩いながら量感のある低域で、オ-デイオ的には楽しく濃い鳴り方をするような気がしてきます。 最初は、鮮烈なものの温度感が低い印象だったのですが、聴き込んで行くうちに『SATRIアンプは、固有の音をできるだけ出さず、ソースから入ってくる音をそのまま出そうとしている』という事が解ってくると思います。 貴重な試聴機を自宅で聴ける機会を得たことを感謝致します。やはり自宅でじっくり聴かないと解らないことが多いのだと感じ入った次第です。 試しに、バイアンプ高域用のアンプを電流伝送のBNC端子(バイアンプ低域用)へ、低域用のアンプをRCA端子へと、通常と逆の接続をしてみたところ、前後の奥行き表現は低下するものの、時に女性ボ-カルの厚みが増し、今まで時にサ行がきつめに聞こえていたところが改善?し驚きました。夏のボ-ナスで購入する事にしましたが、これは楽しめそうです。
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