●試聴記投稿要領 ●銅足 ●金メッキテフロン単線 熊本の藤本様 Tochey様
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PRE-7610+AMP-5512試聴記 ため息の連続でした 大阪のK.A様より さて今回の自宅試聴ですが、正直いって、ため息の連続でした。先だって購入しましたSCA-7511に色々と改造を施したものでスピーカーを鳴らしていましたので、その延長線上とは予測できたのですが、大きく上回りました。 使用したスピーカーは
初めにR305で鳴らし、次にJBL 4425で試聴しましたが、スピーカー自体の性格をとても良く引き出し、アンプの駆動力(一言では言いきれません)がものすごく高いことが確認できました。これほどとは正直思いませんでした。 R305はこれといって何もしなくても、今まで時間をかけてエージングされたかの如く自然に素直に溶け込むように鳴ってくれます。 JBL 4425は最初は手間どりましたが、セッティング等を行っていくうちに程よくまとまり、これもなかなかいい感じに鳴ってくれます。もっと時間をかければ、かなりの線にいくとおもいます。 一番関心したことは、数時間程度で接続しているスピーカーを文字どおり"慣らす"ということです。いままで多少なりともいろいろなアンプを使いましたが、なかなかSATRIに匹敵するものには残念ながら出会えませんでした。 今回は時間の関係で、延べ10時間程度しか試聴できませんでしたが、本気でPRE-7610、AMP-5512の導入を検討しています。 まずは、手始めにAMP-5512でいろいろと試したいですね。 PRE-7610、AMP-5512に同梱されていました電源ケーブルもなかなかの優れもので、先に購入したSCA-7511に使用しましたが、標準装備されている付属の電源ケーブルとは明らかに鮮度、表現力、音の次元が違います。今回無理をいってPRE-7610に同梱されていましたケーブルを譲って頂きましてありがとうございました。値段もリーズナブルなものでとても良心的です。 話はかわりますが、SCA-7511はほど良くエージングが進み、これもとてもいい感じになってきました。今年の初旬からSCA-7511に使用できる御社オプションアッテネータのすべてを自宅試聴させて頂きましたが、最終的にAW-23 or AP-23と決め兼ねていたところ、AS-23が新たに加わることを教えて頂きまして、6月中旬から先行的に購入させて頂きました。 それに伴い、SATRI回路の入力抵抗をAS-23と同じ巻線抵抗に交換、ヘッドフォン分圧抵抗もPCN 2W巻線抵抗に交換、入力線を1mm単線テフロンに交換しました。改造後に到着して初めて鳴らした時は、中高域がやや緊張感を伴って少しキツイかなと感じる所がありましたが、エージングが進み(延べ800時間)今回の電源ケーブルを使用した音は本当にリラックスできる心地よい音で鳴ってくれています。先ほども書きましたが、ただ単にスピーカーやヘッドフォン、アンプをエージングするという鳴らす動作ではなく、本当に慣らすという意味が少し理解できたとおもいます。 |
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