●試聴記投稿要領 ●銅足 ●金メッキテフロン単線 熊本の藤本様 Tochey様
●DSIX1.0 |
PRE-7610試聴記 サトリはオーディオ機器の基準の音になるのではないか 群馬のTom様より 私がサトリの機器に興味を持ったのは、インターネットでアンプ関係の検索をしていたところ、たまたま試聴屋さんのHPを拝見したことに始まります。以前からサトリの音質の良さの評判は聞き及んでいましたが、このHPで多くの方の試聴記を読ませていただき、いよいよ導入してみたくなり、早速自宅試聴を申し込みました。 貸して頂いたのは、プリアンプ「PRE-7610」です。素早いご対応をいただき、すぐに自宅に到着しました。早速ケーブルを繋ぎ、音を出してみましたが、エージングも行われていないのに、素晴らしい音がスピーカーから飛び出してきました。 それまで私は、中古で手に入れたのではありますが、海外の有名ブランド○○社のプリアンプを使用しており、それなりに満足をしていました。ところが「7610」は、定価比からすれば何倍もあるこの○○社プリアンプの音を簡単に上回ってしまったのです。 オーディオ再生で私が求めているのは、色づけがなく、鮮明で、あたかも目の前でアーティストが演奏しているような音質です。サトリのアンプは、そのことを目指した、正に素晴らしいアンプであると思いました。 20年ほど前に売られていた、1200円〜1800円ぐらいの再発のLP。装置に問題があれば、たちどころに音が団子になる(音を綺麗に整えようと、正しい音の再生をごまかした結果出てくる歪みであると思いますが)などの部分が出てきます。LPによっては、○○社プリも、オーケストラ演奏のフォルテの部分などでは歪みがありました。 勿論このことは、自分のオーディオシステム全体としてプリアンプ以外にも問題点があることが原因なのでしょう。しかし、「7610」によって、このことがあっさりと解決してしまったのです。フォルテの部分でも、音が団子にならず、各楽器の音色が分離すると共に素晴らしくきれいに解け合い、ふっくらとした伸びやかな音に変わっていました。低音域・高音域共に、気持ちよく伸びていくのは言うまでもありません。 よくそれぞれのブランドにはそれぞれの「色づけ」があると言われます。サトリの機器を聴くと、この「色づけ」なるものは歪みのことであるとの解釈に納得してしまいます。サトリはオーディオ機器の基準の音になるのではないか……。 私は、後先のことも金銭の余裕も考える間もなく、いつの間にか「7610」の上級機(?)である「イリュージョン」を注文していました。 |
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