●試聴記投稿要領 ●銅足 ●金メッキテフロン単線 熊本の藤本様 Tochey様
●DSIX1.0 |
スピーカーコンディショナー
使用機材
白鳥英美子、今井美樹、カーペンターズ、谷山浩子、ナット・キン・コール、イ・スヨン、水越けいこ、FMラジオ 試聴の印象 日に日に寒くなり、こたつでヘッドホンという気楽なサブシステムで音楽を楽しんでいる毎日です。平日の夜はこのサブシステム、土日にはメインシステムでクラシック・ボーカルなどをスピーカーで鳴らしています。 試聴屋さんのホームページで『謎の物体』が出ていました。落ち着いた色の箱に端子が2つだけ。入力と出力ではないようですし、どうもスピーカーとつなげる機器のように思えてなりません。中にコンデンサとかコイルが入っているんだろうなぁと思いながら、「だめでもともと」のつもりで応募したところが、当たってしまいました。 数日後にはずっしりと重い箱が我が家に送られてきました。試聴屋さんからは、サトリICとか小さな軽いものが送られてくることが多いのですが、今回はずっしりと重さが一点に固まっている感じです。 早速、ソニーのSS-A5(ラ・ボーチェ)にスピーカーコンディショナーSPC-9010をつなぎ試聴を開始しました。接続はスピーカーとパラレルにスピーカーコンディショナーSPC-9010をつなぐだけなので、とても簡単です。 スピーカーコンディショナーSPC-9010も重さはずっしりとあるものの、あまり大きくはないので扱いやすく思います。また、スピーカー端子がサトリに使われているのと同様な高級なものでいいですね。 つなげた当初から、 低音の出方が明確になり、 キレが良くなる感じ を受けました。SS-A5は20cm口径の割には箱が大きいため、低音が出るスピーカーだと思っているのですが、巨大でしまりのない低音を感じることがあります。箱が振動しているのかなぁ? 今回、聴いている中でそのようなぼやけた低音は感じられませんでした。スピーカーコンディショナーというネーミングに納得しました。そのため、逆に言えば私のセットの場合見かけ上の低音の量感は少なくなり、 より締まった 感じになりました。 また聞き込むうちに、中高音の主にボーカル帯域の変化に気が付きました。 ひとことで言うと、綺麗で品のある音です。 ボーカルの声が伸びて、ざらつきが気になりません。とても素直に自然に聞こえます。上にスーッと伸びて、品がある感じ。以前試聴させて頂いた高精度AP-23アッテネーターのような感じです。ラジオのアナウンスを聴いていても、細かなニュアンス・声の出し方ががよく分かるように思います。 ただ、確かではないのですが定位がもっとピンポイントで以前は定まっていたように感じます。このスピーカーコンディショナーSPC-9010のためなのかどうか、時間がなくて確かめられませんでしたが、左右の広がりは以前よりあるように思うのですが、センターが今ひとつ決まらない。何故、コンディショナーをつけると定位が変わるのか・・悩んでいたところ試聴屋さんからアドバイスがありました。
なかなか時間の関係で全部は行えませんが・・とりあえずできることを少しずつ。まず、セッティングを少々変えてみました。また、SPC-9010の置き方も型番等が印刷されている面を下にして置くようにしました(今までは立てていました(--;)これがいけなかった原因かも)。 毎日少しずつ聞きながら、変化を楽しみました。低域の力強さ、制動はすばらしいです。大型スピーカーが鳴っているかと錯覚してしまいます。サトリアンプもスピーカーの制動力はすばらしいですが、このSPC-9010は特に低域の制動力がすばらしいと思います。また、定位もボーカルが前に出て実在感が増します。バックで鳴っている楽器の数が多いこと。それに、小さなベルの音やツリーチャイムの音が消えないし変に耳につかない。品があり高解像度の音だと思います。 部屋で横になりながら音楽を聴いていると1枚のCDが終わるのが早く感じます。 まだまだアドバイスいただいて行っていないことが多々ありますので、だんだんと詰めて行きたいと思います。どんどんと力を発揮してくれそうで良い品物を手に入れて本当に嬉しいです。 |
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