使用機器
CD/SACD/DVDプレーヤ |
TEAC DV-15 Airbow |
プリアンプ |
KIT-1001使用SATRI-IC(V4.3レジン)
+V5.1レジン+V6.2の自作アンプ |
プリ用アッテネーター |
試聴屋製ガラス巻線抵抗 |
メインアンプ |
KIT-1001使用SATRI-IC(V4.3レジン)
+V5.1レジン+V6.2の自作アンプ |
メイン用アッテネーター |
セイデンローターリー+DALE金属皮膜抵抗で製作A級約20Wアンプ |
スピーカー |
FE-208EΣ+T925A使用 自作バックロードホーン |
スピーカーケーブル |
0.3φエナメル単線やVCT5.5-2芯等を比較使用 |
電源ケーブル |
VCT3.5-3芯使用 |
AirbowにてチューンされたCDPを使用する事でDACはいらないかと思っていましたが、一度DACの音を聞きたくなりこの度、DAC-2000の試聴を申し込みました。早速対応をして頂きまして有難うございました。
DAC-2000の梱包を解きセットしようとしたがラックに入らない事が判明しましたのでラックの前にセットし、お送りいただきましたRCAケーブルと電源ケーブルを使用して下記接続にて音だしをやりました。
CDP(DV-15) → DAC(DAC-2000 75Ωデジタル接続)出力を電圧と電流接続比較→プリアンプ(自作)電流接続→メインアンプ(自作)→スピーカー(自作バックロードホーン)
現在のCDPの音は少し中音が弱いのか、高音が強いのか(使用ICや金属皮膜抵抗等も1つの原因か?)ホーンツィーターを意識する事がある状態です(ツィーターは約1μFの正接続でスイープ波形によるスピーカー特性では略フラットである事を確認済み)。
次にDAC-2000を接続して電圧接続で試聴したところ、スタート当初は高音がかなり強く、少し違和感があったが、3〜4時間ほど経過すると高音域はそのままで中音域が明らかに改善されてきて、VR位置を1〜2ポイント下げる状態となった。
ピアノの余韻やギターの余韻も今までよりも更に感じ取る事ができ、定位も良く分かり情報量も更に増えたのが分かりました。又音の重心も下がり、ゆったりと聴く事が出来るようになった。改めてSATRI
AMPの自然な音、透明感の有る音の良さを感じました。
電圧出力と電流接続の違いも試聴しましたが、確かに電流接続の方がより余韻が感じられ、定位的にも優れている。特に女性ボーカルでは目を瞑ると眼の前で歌っている様でスピーカーが消える様に感じました。尚、電圧出力との差は劇的に変化があるという事でもなく、電圧出力でも十分楽しめる音質だと思います。
また、全体を電流接続時、プリ+メインの各VRをフルボリュームとしてもハム等の外部ノイズが非常に少なく、SATRI
ICの入力インピーダンスが小さい事が好結果となっている様に思います(プリが電圧入力時の時はハムを拾ってかなり大きい状態)。
今回の試聴には以下の様なCDをソースとして使用しました。
1.渡辺香津美
ギター・ルネッサンス(CD/SACDハイブリッド版)
2.山本英次 ソロピアノ・トゥーファツィオリ(CD)
3.ヘンゲ・リエン・トリオ スパイラル・サークル(CD)
4.Jacques Loussier Trio The Bach Book(CD)
5.マライ・ヤキャリーやセリーヌ・ディオン等の女性ボーカル(CD) |
簡単な自宅試聴記で大変申し訳ありません。
誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。