AMP-5512試聴記
新潟のK.K様より
システム構成
CDP |
KENWOOD
DPF-7002 |
RCAケーブル
|
ORTOFON
6.5N, AC-1000Q |
SP |
PIEGA
C3(4オーム、89dB) |
SPケーブル |
ORTOFON
SPK-SILVER |
試聴環境は8畳和室、居間です。PIEGA C3というスピカーはリボンツトゥイーターが特徴の分解能の高いスピーカーでちょっと高域が強い感じのするスピーカーです。このスピーカーの分解能を生かすアンプを探していて巷で澄んだ音と評判のSATRIに興味を持ちました。
まず、音を出した第一印象は優しい音だなと感じました。たしかに澄んだ音ですがそれ以上に視聴前のイメージと異なる優しい音にビックリしました。優しいといっても「暖かい」という感じではなく「爽やか」という感じでした。ことさら優しさを強調しない優しさみたいな・・・なんかわかりにくいですね(^^;)
あと何か音の出方が違うような気がします。いままでのシステムでは「スピーカーが音を出す」という感じでしたがAMP-5512では「スピーカーの間の空気が震えて音になっている」という感じでした。なんかエネルギーの種類が違います。ガーッとリスナーに向かってくるようなエネルギーとは違います。これまた説明しにくい(^^;)
個人的に特に気に入った部分は小音量でも音がマスクされないことです。ボリューム表示のうち昼間で2夜にいたっては0.5ぐらいで聞いても細かいところまできちんと出してくれます。非常にあいがたいです。
ほめてばっかりですが、音にしっとりとした潤い(唇の湿り気を感じる)を求めるような人、迫力ある重低音を求めるような人には向かないと思います。どちらもSATRIに求めるキャラクターではないと思います。
AMP-5512大変気に入りました。ですが今の音量で聞くならSCA-7511のほうが向いているのかも(^^;)?
大変貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
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