オーディオ用ヒューズ
SBF-1A/SBF-1As試聴記
T-MITSU様より
試聴環境
PC
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自作PC(PIII 800MHz Win2000)
サウンドカード CardDeluxe
再生ソフト Sound Forge 6.0 |
アンプ
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SCA-7511
(SATRI V4.3+5.1テフロン、内部配線、Op-Amp各換装済み) |
RCAケーブル
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LINN Black |
電源ケーブル
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S/A LAB HIGHEND HOSE 3.5 |
ヘッドホン
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EtymoticResearch ER-4S |
元々、PC環境の補助的な役割を持たせようと購入したものですがいつの間にかメインの環境となっています。標準のヒューズでも充分すぎる程、解像度の高い繊細な響きの音を聞かせてくれます。
試聴屋さんから届いたヒューズ(SBF-1A)に入れ替え、数時間通電して試聴。はっきり言って驚きました。
理由はご存じの方も多いと思いますが、ER-4Sというヘッドホン、解像度が高い代わりに低音が出にくいと言う癖があり、低音については半ば妥協して聴いていたのが実情でした。
しかしながら、このヒューズに換えたところ、音の重心が「どん」と落ち非常に芯の強い低音が出るようになりました。かつ高音部も気持ちよく伸び、全体として解像度も更に良くなっています。レンジが広がり、重量感のある安定した音とでも言えば良いのでしょうか。
数日後、今度はサブゼロ処理を施したヒューズ(SBF-1As)が到着。同じような手順で試聴。
こちらは中音域がはっきりしたかわりに低音の力強さが少なくなっています。解像感はこちらの方が若干上でしょうか?
2つを聴き比べた結果、私としてはサブゼロ処理なしのヒューズを常用しようと思います。
決め手はきれいな低音。この1つにつきます。この1点だけでも換装する価値は充分にあると思います。しかしながらヒューズ1つ、またその処理の仕方によってこれだけ音が変わるとは驚きました。給電系のグレードアップも欠かせないなぁと感じた次第です。
短期間、かつ特殊な環境の中での試聴のため、一概に言えない部分もあるかと思いますが、ほかの皆さんの判断の一助になれば幸いです。
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