AMP-5512K試聴記
京都の山下様より
5512Kが完成し、エージングもほぼ完了しました。
音のほうは、うわさには聞いていましたがなかなかすばらしいです。
完成直後は、カチッとした音だがすこしにぎやかという印象でしたが、エージング3時間ぐらいで音の重心が下がったように感じ、約50時間ぐらいで弦が分離してきました。また、約70時間ぐらいでチェロの音が安定してきました。女性ボーカルでは、口が大きくならず、悲鳴にもならずたいへん優れています。総合すると、色付けの無いとても素直な音で、無い音は出ず、雰囲気の再現力がずば抜けているように思います。
一方現有のSPが86dBクラスの低能率にもかかわらず、音量の不足感はありません。
ただ、すこし音像が引き気味でこじんまりとしている感がぬぐえません。これは私のSPとの相性によるとともにエージング不足からくるものでしょうネ。また、本体の発熱がなかなかすごくて、ちょっと不安になりますが、熱的には安定しているようです。
このような現状ですが、大変満足しております。ありがとうございました。
今後このAMPをレファレンスとしてSPとネットワークを詰めていきたいと思います。
また、DACなども新作する予定です。今後ともよろしくお願いいたします。
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