SCA-7511Mk2-SP試聴記
三重のY様より
今回は試聴の機会を与えていただき有難う御座います。
結果としては音が良く(駄耳ゆえ、聴き疲れしない 程度の表現しか出来ませんが)、なおかつ使い勝手も良いというのが印象です。当初、小生としてはプリの試聴をお願いしていましたが、プリについては将来への課題として先にAMP-7511Mk2-SPの購入を検討したいと思います。
試聴ジャンル:クラシック7割、ジャズ・ポップス3割。
クラシック(特にヒストリカル録音等)を聞くようになってから、オーディオ的には音色や聴き易さを重視しています。ステレオでの定位感については有れば楽しめますが、現在はそれほど重視していません。
部屋は6畳で生活スペースと兼用。スピーカー間隔約1.6m強、リスニング位置とスピーカーとの距離は2m弱。
システム
CDP ZIA FUSION64PS(ポップス、ジャズ 用)
UnivP エソテリックDV-60(器楽、オーケストラ用)
PreAmp パスX2.5
PowAmp ゴールドムンドMM6.5
SP ウィルソンベネッシュ CURVE
サブウーハー ビクター SX-DW7(試聴時 OFF)
ソフト
シューマン 交響曲4番 バレンボイムSKB
ブラームス 弦楽六重奏曲1番 アマデウスQ
クイーン ベスト
ビル・チャーラップ・トリオ ス・ワンダフル 等
試聴内容
パワーアンプをSCA-7511Mk2-SPに置き換え
- SCA-7511Mk2-SPがフルボリュームでも、プリのボリュームを上げられ使い勝手は良い。ボリュームを上げられるため小音量でも音がやせないのは大きなメリット。
- SCA-7511Mk2-SPのボリュームを可変させながら試聴を行うためにサブウーハーのボリューム(プリ連動)はOFFにしたが、それでも帯域の重心が下がった。SCA-7511Mk2-SPはMM6.5の約半分の大きさだがウーハーの駆動力は明らかに上と感じた。オーケストラ(低弦を中心としたうねり)、ジャズ(ドラム、ベース)には好ましい変化。
- 聴き疲れしないため音量を上げたくなる。F特上気になるピークがないためか?ただし力感はもう少し欲しい(元々スピーカーが力感を出すタイプではないので若干矛盾した要望ではありますが・・・)
- SCA-7511Mk2-SPのボリュームを絞(フル→12〜2時)るとプリはほぼフルボリュームになる。出力については不足ではないが、もう少し有った方が良いか?
- ゴールドムンドは比較するとややハイ上がり気味で高域に癖がある。癖と取るか美音と取るかは好みだと思いますが、ブラームスについてはSCA-7511Mk2-SPは少しあっさりし過ぎと感じた。
DV-60→SCA-7511Mk2-SP直結(ケーブルの都合でFUSION64PSは未実施)
ボリューム位置は約1〜2時。
- 印象としてはプリ経由時と大差なし(パワーアンプ間の差の方が大きいということか)。使い勝手についてはプリは手元、パワーはスピーカー間のセッティングのため劣る。
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